外国人が観察できる機会が増えてきた
外国人観光客が増えたおかげで、以前に比べて海外からやってきた人に接触する機会がうんと増えてきました。言い換えれば外国人を観察する絶好の機会がやってきたのです。
私たちは何事につけ自分たちが普段やっていることに対して何も疑問を感じないことがほとんどです。なぜなら比較するものがなく、良いか悪いか分からず疑問を感じる余地がないからです。
物事は他と比較して初めて評価ができるものですから、比較する材料がなければそれは不可能です。
前置きが長くなりましたが、海外からの観光客が増えてきたおかげで外国人を観察する機会が多くなり、最近ではいろいろなことに気付かされます。
これに関連して昨年このブログに書いたことは、「欧米人は雨が降っていても傘をさす人が少ない」ことでした。
その具体例として日本人の8割以上が傘を手にしている小雨の日に、欧米人は2割しか傘を持っていない、ということを挙げました。
これでわかったことは、日本人に比べて、欧米人は濡れることを気にしたり、恐れたりしない人種だということです。
さて、今回気がついたことがまた一つあります。それは3月17日の昼頃の話です。
私の住んでる町は兵庫県の姫路市です。有名な世界遺産姫路城がある街ですから、このところ外国人観光客は増える一方です。
報道にによりますと外国人だけでも年に30万人が訪れているそうですから、月にすると2万5千人で、1日だと800人以上の外国人が訪れていることになります。
さすがにこれぐらいの人数になると目にする機会が多くなりますから、いろいろと気付くことも多くなるのは当然です。
今回気づいてことは、≪欧米人は日本人に比べて薄着である≫ということです。
17日の昼頃は気温が急上昇して20度ぐらいに達していました。でも日本人の多くは、コート姿をはじめ、まだ冬の装いの人が多いようでした。
ところが目にした欧米の外国人男性は半そでのTシャツ姿なのです。それも一人でなく、300メートルぐらいの間に目にした3人の男性が同じ姿なのです。
その間に目にした多くの日本人はというと、Tシャツどころか、分厚いダウンジャケットをまとった人が多かったのです。
こうした光景を目の当たりにして、日本人は厚着、欧米人は薄着ということがはっきりわかりました。