「老後2000万円」の計算で「そろばん」だけやっていてはダメですよ
いつまでも若さを保つ秘訣として私が個人的にスローガンのように掲げている言葉の一つに「いくつになっても読み書きそろばん」というのがあります。
「読み書きそろばん」といえば、いうまでもなく初等教育において獲得すべき、すべての学習の基本必須要素です。
でも初等教育だけではなく、「読み書きそろばん」は、人が生きている限りいつでも大切なことであるのを忘れてはいけません。
とはいえ現役で働いている年代の人は仕事上、読み書きもそろばんも必要ですから、あえて言うことはありません。
問題なのは仕事をリタイアした高齢者に属する人たちです。
仕事を辞めるとオフィスでメールを書くことも読むこともなくなるし、企画書や稟議書などを作る必要がなくなることは言うまでもありません。
したがって現役時代に日常的に行っていた「読み書き」という作業がまったく無くなっててしまうのです。
読み書きを続けると老化を遠ざける
読み書きは頭を使うことですから、老化の予防になることは明らかです。したがってこの作業から遠ざかると老化が早まることは明白です。
つまりそれが日常からなくなると頭を使うことが減ることになるからです。
皆さんは「読書をする人はしない人に比べて少なくとも2年は長生きする」ということを聞いたことはありますか。
言うまでもなく読書は頭を使いますから、それが若さを保つ原因になり長生きにつながるのです。
書くことも同じです。仕事をリタイヤしてメールや企画書を作ることがなくなったのなら、代わりにブログなどを初めてはいかがですか。
ブログは文章を書くことです。「どんなことを書けば人に読んでもらえるだろうか」と頭をひねりながら書くことが脳を刺激して、老化を防ぎ若さを保てるのです。
では「そろばん」はどうだろう
上では読み書きそろばんのうち、読み書きについて述べてきました。では、もう一つの「そろばん」の方はどうでしょうか。
今ネットニュースには、高齢者の老後資金についてを論調をする専門サイトが増えています。
Yahoo!やBingのニュースだけ見ても、例えば「ゴールドオンライン」 「オールアバウト」「LIMO」など多くのサイトが、老後のお金問題を連日うるさいぐらい報じています。
たぶん政治家の麻生氏が「老後は2000万円必要」と述べたのが影響しているに違いありません。
それにしても麻生氏も罪なことを言ったものです。これではまるで「2000万円用意できない高齢者は生きていけない」と言っているようなものではありませんか。
でも一概にこの発言が悪いとは言えません。なぜなら、この発言で高齢者が老後のお金の勘定を良くするようになったからです。
お金の勘定、つまりそろばんをよくするようになり、これがボケ防止の一助になっているからです。
読み書きそろばんが頭を使い若さを保てるなら、そろばんをすることもまた役に立つことです。
高齢者の皆さん、そろばん勘定に励むともに、どうか読み書きの方も忘れずに頑張ってくださいね。