私の家の近くについ最近大手学習塾の建物が新築された。
そこに通うあまりにも多い小学生を目の当たりにして、ふと今日のテーマを思いついた。
つまり「小学校の時間割日米比較」というものなのだが、これを異常とも言える日本の小学生の塾通いについての考察につなげたいのだが・・・。
次に紹介するのは、ある日本人女医がアメリカ医学留学体験をつづったものだが、その中で米国の小学校に1年生として入学した息子について、その学校の時間割の内容と感想を述べているものだ。
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・なんと小学校、中学校、高校とも同じ授業時間数
長男がアメリカの小学校に入学して2週間が経ちました。親の心配をよそに、毎日"楽しかった"と帰ってきます。
小学校の時間割は超ハードです。
この地区の公立学校の開校時間は、小/中/高校とも朝7時45分から午後3時までと同じです。
17歳の高校生も、6歳の小学生も同じ時間帯ですので、小さい子供にとっては長時間のつとめです。
小学校1年生の長男の時間割です。
8:00-8:15 ワークブック
8:15-9:00 算数
9:00-10:00 reading(国語-読み)
10:00-10:40 フォニックス(発音など)又は国語-書き
10:40-11:00 体育
11:10-11:20 ランチ準備(手洗い、カフェテリアへの移動など)
11:20-11:45 ランチ
11:45-12:10 休み時間
12:10-12:50 国語-書き
12:50-1:55 社会又は理科
1:55-2:45 アート
2:45-2:55 下校準備
日本との違いは、授業と授業の間の休み時間が全く無いこと、
ランチ時間が25分ととても短いこと、毎日同じ時間割ということ。
休み時間がないので、トイレに行くタイミングをつかむのが難しいと長男は言っています。
授業中に"May I go to the bathroom?"(トイレに行っていいですか?)と勇気を出して言ったとき、とっても震えたそうです。
ランチ時間が短いので、短時間で食べられる量と内容のランチを持たせています。
休み時間がない代わりに、体育が毎日あるので、体育が体を動かす休み時間のような役割を果たしているようです。
長男は、体育が一番楽しいと言っています。日本の体育のように、体操服に着替えたりはしません。登校したままの服装、靴で体育をします。
休み時間なしで、子供たちを飽きさせず、疲れさせず、集中させるには、先生にとってもハードにちがいありません。
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さて次は日本の小学1年生のある母親の報告です。
・アメリカと違って授業の合間に長めの休み時間もある。
朝は7時50分ごろ登校。
そして朝の時間を使って、学力UPのための勉強をしたり、音楽朝会、お話朝会、よみきかせなどをやります。
8時50分から一時間目が始まり45分授業です。
2時間目休みは15分。3時間目と4時間目の休み時間は5分しかありません。
給食は35分で配ぜん、食事をします。そして掃除20分、昼休み20分。
いまは昼休みも行事の準備などに使われたりしてあまり休むことができません。
2時から5時間目になります。1,2年生は4時間の日もあります。
4時間の日は2時下校、5時間の日は3時です。
いまの教育はゆとり教育ではありません。
土曜日が休みになったことで、休み時間や、朝の時間、そして6時間目の増加と表れています。
子どもたちは時間に追われ、とても忙しく過ごしています。
もっと遊ばせてあげたいと思いながらみています。
・日本の時間割はアメリカより学科が少なく、授業時間も短い。
1週間の時間割
算数 5回
国語 7回、
せいかつ 3回
体育 3回
音楽2 回
図工 2回
学活、書き方、道徳 各1回
週1回4時間授業があるだけで、他の日は5時間授業です。
時間割の組み方は、自治体ごとで多少違いがあるらしいですよ。
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以上が日米の小学校1年生の母親の発表による時間割とそれについての感想である。
さて、これを見てあなたどう感じますか。また支持するとすればどちらの国の時間割ですか?
・yahoo ブログ「女医のアメリカ留学と帰国」
・yahoo知恵袋 参照
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