2016年6月12日日曜日

調理人とトイレに関する新聞記事を読んで、公衆トイレで会った寿司屋のお兄さんのことを想い出した

調理人ならトイレには気をつけて接するべし

下の新聞記事を読んでいてふと思い出したのですが

以前、駅前の公衆トイレで時々いく寿司屋のお兄さんの姿を見かけたことがあります。

夕刻でしたから、店は営業中のはずです。

相手はこちらに気が付いていなかったのですが、小の方の用を足した後、なんと手も洗わずに出て行くではないですか。

これにはまったく驚いてしまいました。

このお兄さんに限らず、公衆トイレで手を洗わずに出ていく男性を見るには珍しくありません。
(男性と限定するのは、公衆トイレでは女性は目にすることができないから)

最近はウォシュレットが普及して清潔なトイレが増えており、それに比例するかように手を洗わない人も増えているのです。

でもいくらウォッシュレットとは言え、トイレはバイキンの多い場所です。

それ故に出るときには手洗いは欠かせません。

ましてや調理関係の人なら、他の人以上に入念に洗う必要があります。

それなのにいくら小の後とはいえ、洗わないで出てしまう寿司屋の調理人を見たのは大きな衝撃でした。

もちろんその店には、それからは二度と行っていません。

「調理人のトイレとの付き合い方」は極めて大切な問題です。

下の記事にもあるように、世のすべての調理人は心してかからなければいけません。

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調理時間中は排便ダメ 給食センター「出勤前に」 

福井(朝日新聞デジタル) 2016-06-10 13:01:00

福井県若狭町で5月下旬に学校給食が原因で発生した集団食中毒を受け、町は給食を調理していた給食センターの衛生管理マニュアルに調理時間中の原則排便禁止を盛り込む方針を固めた。

文部科学省健康教育・食育課は「施設の実態に合わせた再発防止策は必要だが、排便禁止は聞いたことがない」と話している。
 若狭町によると、今回の食中毒では、児童や生徒、教職員ら約360人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。

 町は調理員からノロウイルスが検出されたことを問題視し、給食を再開させるにあたって、センターの手洗い場を増設し、トイレの手洗い場を自動水栓にした。

 町は、福井県の保健所の担当者も交えて衛生管理マニュアルの改訂案を作成。

「排便は出勤前にし、排便は給食センターでは原則しない」と明記する方針。


 ただし、一切禁止というわけではない。トイレを利用する場合は、出入り口に下げた記録用紙に、各自がトイレの利用時間や健康状態などを記録しなければならない。

調理が終わる前に排便した場合はセンター長(男性)か、衛生管理責任者となっている栄養士(女性)に報告し、調理以外の別の作業にあたるという。小便の場合は、報告は不要。

消毒後にそのまま調理作業に戻る。

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