2015年11月20日金曜日

外遊がやたらに多い安倍総理 ・ 費用対効果はどうなのか

安倍総理は外遊が多すぎるのでは
 
おそらく日本国民の中には安倍総理の外遊について「なぜそんなに外遊をするの?」と、疑問を抱いている人が多いのではないでしょうか。
 
歴代の首相の中では5年以上と在任期間の長かった小泉総理の50数回という回数を在任2年ちょっとで抜くペースなのです。
 
最初の頃こそ、国民の多くは、こうした外交に対する積極姿勢に対して拍手を送っていました。
 
しかし50回を越す最近になっては、「少し多すぎるのでは」と疑問視する人も多くなっているのです。
 
そう考え始めたのも、総理の外遊には桁外れの高額な費用が伴うからです。
 
それに訪問国に対する経済援助という名の資金提供にも莫大な資金を必要とします。
 
いったい総理になって以来、どれほどの金額を訪問国にばら撒いてきたのでしょうか。
 
もちろん資金を提供する以上は見返りを期待してのことです。
 
しかし思惑通りの見返りは期待できるのでしょうか。
 
例えば最近のインドネシアの高速鉄道の受注に失敗した例があります。鉄道の技術では日本より大きく遅れている中国に注文を取られてしまったのです。
 
受注を見込んで、日本はこれまでにどれほど資金と労力をつぎ込んできたことでしょうか。
 
にもかかわらず中国に惨敗したのです。これではお金をドブに捨てたも同然です。
 
安倍総理の外遊にはコストパフォーマンスの意識がない
 
下に挙げたのは、あるブログに載せられた安倍総理が訪問国にばら撒いてきた件数と金額のリストです。
 
現在ではなく2014年の数字です。それでもこれほど多くあるのです。
 
これだけ多くのばら撒きが果たしてどれほどの「見返り」として戻ってくるのでしょうか。
 
私たちは普通、お金を使うときはその効果を考えます。つまりお金の出費額に応じた効果があるかどうかを考えるのです。
 
会社も同じです。設備投資したり、資金提供をしようとするときには、資金量と効果をはかりにかけて、効果の方が大きいと判断して初めて実行するのです。
 
これがいわゆる費用対効果を考えるコストパフォーマンス思考です。果たして安倍総理の外遊でのお金の使い方にも、この考え方は取り入れられているのでしょうか。
 
無節操ともいえる際限のないばらまきぶりを見ていると、どうもそのようには思えません。

 
安倍首相がこの2年間の外遊で海外にばら撒いたお金と外遊費は合計70兆円近いといわれています。それに外遊の仕方が異常です。

例えば毎回トップセールスと称して、経団連のメンバーを多数引き連れ、おまけに訪問国の要人のおもてなしのためににすし職人を随行させ、すしネタにしても日本から空輸させるというぜいたくぶりです。

これは経済観念が欠落しているというほかはなく、コストパフォーマンスどころの話ではありません。
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安倍総理が訪問国にばらまいてきたし金額(一部)
 
中国、300億円
モザンビーク、700億円
シリア、3060億円
ラオス、90億円
ASEANにODA、2兆円
インド、3兆5000億円
インドの円借款、2000億円
ミャンマー、600億円
ミャンマーの債権免除、2兆3000億円
パプアニューギニア、200億円
ウクライナ、1500億円
バングラデシュ、6000億円
中東支援、55億円
ベトナム、1兆4000億円
北朝鮮、2兆円
アフリカ、3兆円
エボラ出血熱の支援、50億円
アメリカにリニアの建設費用、5000億円
円安にするためのアメリカ国債、50兆円
世界銀行、5000億円
途上国支援、1兆7400億円

    
(出典)きっこのブログ

2015年11月6日金曜日

店の前に「おしずかに!」という看板がかかっているが ・ 迷惑なコンビニ前の夜のミーティング



会議室だけがミーティングの場所ではない

ミーティングと言えばたいていの人は会議室などで行うものと思っているでしょうが実はそうとばかり言えないのです。

例えばトイレットミーティングというものもあります。これは若い女性が広い会社のトイレなどに集まっておしゃべりを交わすミーティング?です。

また主婦に人気があるのが昔ながらの井戸端ミーティングもあります。とはいえ今は井戸端はありませんから、さしずめ軒先ミーティングとでもいうのでしょうか。

この他に忘れてならないのがコンビニ前のミーティングです。これが今次第に増えてきているのです。

でも何故なのでしょうか。

いまではどのコンビニでも、店の前に大きな灰皿が備えられた喫煙コーナーが設けられているのです。

ご存知のとおり、いま屋内の喫煙スペースはどんどん狭められています。中には全面禁煙の建物も少なくなく、今や屋内の喫煙スペースはどんどん減少しているのです。

そのせいで増えているのが屋外の喫煙コーナーなのです。今ではメインストリートの歩道には塀で仕切った喫煙のための場所が設けられているのをよく目にします。

そうした屋外喫煙コーナーが、ほとんどのコンビ二の玄関口に備わってきたのです。


コンビニにとって喫煙コーナーは客集めの格好の手段だが

道行く人が喫煙コーナー目当てに集まってくれれば、そのうちのいくらかの人は、ついでに買物を、と店の中に入ってくるかもしれませんから、販促手段として役だつことになります。

大きな灰皿と少しのスペースだけあればすむことで、コストがかからない集客方法ですからやらない手はありません。

屋内禁煙が進む今では、喫煙家にとってこうしたコンビニなどの喫煙コーナーは大歓迎なのです。

その証拠にターミナルに近いコンビニの前は人が絶えることはありません。

でもこれに迷惑している人がいるのです。それは周辺に住む住民です。

市街地のコンビニ周辺にはマンションも少なくありません。

我が家がそれに当たり、コンビニのすぐ隣にあるのです。

我が家はそのマンションの5階なのですが、昼間はまだしも、辺りが静まった夜になるとコンビニ前に集まった人たちの話し声はよく聞こえてくるのです。

多分、声はコンビニ前からあまり離れていないマンションの階段をつたってくるのかもしれません。時には話の内容さえ分かるような大きな声も聞こえるのです。

このときほど24時間営業のコンビニが憎らしく感じことはありません。

こうしたことを見越してでしょうか、店の軒先には、「おしずかに!」と書いた大きな看板がかかっています。

でも喫煙しながら話しに熱中している人たちには効果はないようです。

かくして堪忍袋の緒が切れて、店へ苦情電話を入れることになるのです。

この2年間ぐらいの間にそうしたことは3回ありました。

迷惑な夜のコンビニ前ミーティングですが、これも室内禁煙の進展がもたらした産物です

2015年11月1日日曜日

ウィークデイの昼間、路線バスに乗って驚いた ・ なんと乗客のすべてが70歳?以上


乗客に高齢者が多い路線バスは目的地までの所要時間が長くなる

久しぶりにウィークデイ昼間の路線バスに乗りました。これをあえて本日のブログのテーマに選んだのは車中でこれまでに経験のないいろいろな場面に遭遇したからです。
 
まず気づいたのは乗客の年齢層の高さです。
 
ターミナルから乗車したのですが、そこで乗車した人たちをはじめ、途中の停留所で乗り込んでくる人たちはすべて高齢者ばかりで、若い人はまったくいないのです。
 
高齢者とは65歳以上の人たちを指しますが、その日の乗客は60代と思しき人は皆無で、どう見ても70歳を超えた人たちばかりなのです。
 
次々と乗り込んでくるそうした人たちを目の当たりにすると、まるで高齢者専用バスのように思えてきました。
 
考えてみるとウィークデイの昼間は、若い人たちはたいていは職場にいますから、町へ出てバスには乗る人は少ないでしょう。
 
たまに営業マンなどが利用するでしょうが、この日に限ってはそうした人たちの姿はありません。

乗客は全部で15人ほどでしたが、40代に見える一人の女性を除いてすべてが70歳?以上なのです。
 
いかに高齢化社会真っ只中とはいえ、これには驚かされました。
 
居住地に直結したバスは今や高齢者の格好の交通手段なになっているのでしょうか。
 

次に気が付いたのは、以前に比べて目的地までの所要時間がうんと長くかかることです。

でもなぜでしょう?以前と同じ経路を走っているのに、なぜ時間が長くかかるのでしょうか。
 
別に道路が渋滞していたからではありません。その最も大きな理由は、乗車や下車に時間がかかるからです。
 
なにぶん足腰が強くない高齢者のこと、若い人に比べると乗車や下車がスムーズにできる人は少ないようで、ほとんどの人は動作が遅く乗り降りにすこぶる時間がかかります。
 
おそらく若い人の倍ぐらいかかっているのではないでしょうか。
 
仮に若い人の乗車、下車の所要時間が合計30秒とすると、高齢者はその倍の60秒ぐらいかかるようです。
 
これが目的地へ到着する時間を遅らせる最大の原因なのです。要するにバスの所要時間は乗客の年齢層に大きく作用されるのです。
 
これから急ぎの用でバスを利用する人は、今時のバスのこうした事情をじゅうぶん頭にいれておかなければいけません。

これからのバスは女性運転手が適しているのでは

これに関連して考えさせられたのは、今時の路線バスの運転手の資質についてです。
 
つまり乗客の多くが高齢者で占める今のバスは、高齢者に理解のある人でないと勤まらないのでは、ということです。
 
なぜなら行動が遅い高齢者の肉体的なハンディとじゅうぶん理解できて、乗車、下車時に時間をとって、ゆっくり待ってあげられる気長な人ければいけないからです。
 
間違っても目的地への到着ばかりを急ぐせっかちな人では駄目なのです。
 
したがってこれからバスの運転手を目指す人は、こうした資質も持ち合わせていなければならないのです。
 
こうしたことを考えると、このところバスにも少しずつ目立ってきた女性運転手の方に、より適正があるのではないでしょうか。