会議室だけがミーティングの場所ではない
ミーティングと言えばたいていの人は会議室などで行うものと思っているでしょうが実はそうとばかり言えないのです。
例えばトイレットミーティングというものもあります。これは若い女性が広い会社のトイレなどに集まっておしゃべりを交わすミーティング?です。
また主婦に人気があるのが昔ながらの井戸端ミーティングもあります。とはいえ今は井戸端はありませんから、さしずめ軒先ミーティングとでもいうのでしょうか。
この他に忘れてならないのがコンビニ前のミーティングです。これが今次第に増えてきているのです。
でも何故なのでしょうか。
いまではどのコンビニでも、店の前に大きな灰皿が備えられた喫煙コーナーが設けられているのです。
ご存知のとおり、いま屋内の喫煙スペースはどんどん狭められています。中には全面禁煙の建物も少なくなく、今や屋内の喫煙スペースはどんどん減少しているのです。
そのせいで増えているのが屋外の喫煙コーナーなのです。今ではメインストリートの歩道には塀で仕切った喫煙のための場所が設けられているのをよく目にします。
そうした屋外喫煙コーナーが、ほとんどのコンビ二の玄関口に備わってきたのです。
コンビニにとって喫煙コーナーは客集めの格好の手段だが
道行く人が喫煙コーナー目当てに集まってくれれば、そのうちのいくらかの人は、ついでに買物を、と店の中に入ってくるかもしれませんから、販促手段として役だつことになります。
大きな灰皿と少しのスペースだけあればすむことで、コストがかからない集客方法ですからやらない手はありません。
屋内禁煙が進む今では、喫煙家にとってこうしたコンビニなどの喫煙コーナーは大歓迎なのです。
その証拠にターミナルに近いコンビニの前は人が絶えることはありません。
でもこれに迷惑している人がいるのです。それは周辺に住む住民です。
市街地のコンビニ周辺にはマンションも少なくありません。
我が家がそれに当たり、コンビニのすぐ隣にあるのです。
我が家はそのマンションの5階なのですが、昼間はまだしも、辺りが静まった夜になるとコンビニ前に集まった人たちの話し声はよく聞こえてくるのです。
多分、声はコンビニ前からあまり離れていないマンションの階段をつたってくるのかもしれません。時には話の内容さえ分かるような大きな声も聞こえるのです。
このときほど24時間営業のコンビニが憎らしく感じことはありません。
こうしたことを見越してでしょうか、店の軒先には、「おしずかに!」と書いた大きな看板がかかっています。
でも喫煙しながら話しに熱中している人たちには効果はないようです。
かくして堪忍袋の緒が切れて、店へ苦情電話を入れることになるのです。
この2年間ぐらいの間にそうしたことは3回ありました。
迷惑な夜のコンビニ前ミーティングですが、これも室内禁煙の進展がもたらした産物です
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