2015年11月1日日曜日

ウィークデイの昼間、路線バスに乗って驚いた ・ なんと乗客のすべてが70歳?以上


乗客に高齢者が多い路線バスは目的地までの所要時間が長くなる

久しぶりにウィークデイ昼間の路線バスに乗りました。これをあえて本日のブログのテーマに選んだのは車中でこれまでに経験のないいろいろな場面に遭遇したからです。
 
まず気づいたのは乗客の年齢層の高さです。
 
ターミナルから乗車したのですが、そこで乗車した人たちをはじめ、途中の停留所で乗り込んでくる人たちはすべて高齢者ばかりで、若い人はまったくいないのです。
 
高齢者とは65歳以上の人たちを指しますが、その日の乗客は60代と思しき人は皆無で、どう見ても70歳を超えた人たちばかりなのです。
 
次々と乗り込んでくるそうした人たちを目の当たりにすると、まるで高齢者専用バスのように思えてきました。
 
考えてみるとウィークデイの昼間は、若い人たちはたいていは職場にいますから、町へ出てバスには乗る人は少ないでしょう。
 
たまに営業マンなどが利用するでしょうが、この日に限ってはそうした人たちの姿はありません。

乗客は全部で15人ほどでしたが、40代に見える一人の女性を除いてすべてが70歳?以上なのです。
 
いかに高齢化社会真っ只中とはいえ、これには驚かされました。
 
居住地に直結したバスは今や高齢者の格好の交通手段なになっているのでしょうか。
 

次に気が付いたのは、以前に比べて目的地までの所要時間がうんと長くかかることです。

でもなぜでしょう?以前と同じ経路を走っているのに、なぜ時間が長くかかるのでしょうか。
 
別に道路が渋滞していたからではありません。その最も大きな理由は、乗車や下車に時間がかかるからです。
 
なにぶん足腰が強くない高齢者のこと、若い人に比べると乗車や下車がスムーズにできる人は少ないようで、ほとんどの人は動作が遅く乗り降りにすこぶる時間がかかります。
 
おそらく若い人の倍ぐらいかかっているのではないでしょうか。
 
仮に若い人の乗車、下車の所要時間が合計30秒とすると、高齢者はその倍の60秒ぐらいかかるようです。
 
これが目的地へ到着する時間を遅らせる最大の原因なのです。要するにバスの所要時間は乗客の年齢層に大きく作用されるのです。
 
これから急ぎの用でバスを利用する人は、今時のバスのこうした事情をじゅうぶん頭にいれておかなければいけません。

これからのバスは女性運転手が適しているのでは

これに関連して考えさせられたのは、今時の路線バスの運転手の資質についてです。
 
つまり乗客の多くが高齢者で占める今のバスは、高齢者に理解のある人でないと勤まらないのでは、ということです。
 
なぜなら行動が遅い高齢者の肉体的なハンディとじゅうぶん理解できて、乗車、下車時に時間をとって、ゆっくり待ってあげられる気長な人ければいけないからです。
 
間違っても目的地への到着ばかりを急ぐせっかちな人では駄目なのです。
 
したがってこれからバスの運転手を目指す人は、こうした資質も持ち合わせていなければならないのです。
 
こうしたことを考えると、このところバスにも少しずつ目立ってきた女性運転手の方に、より適正があるのではないでしょうか。






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