こんな12月は過去になかった
今日はちょうど月半ばの15日ですが、12月に入って以来まだ一度もこの月らしい雰囲気を感じたことがありません。
この月らしい雰囲気とは、
・気温が下がり、室内でも暖房なしでいられなくなる
・年末の気ぜわしさから周りが何となくあわただしくなる
・クリスマスやお正月のプランを思い巡らすなどして、人々は楽しい気分に胸をふくらませる
などでしょう。
ところが、今年の12月はまるでらしくないため、こんな気分を感じられない人が多いのではないでしょうか。
らしくない第一の原因は季節外れの気温にあります。連日最高気温は15度を超え、暖房が必要のない秋の気温がずっと続いているのです。
そのために、次のようなことにらしくない現象があらわれています。
(自然)
・例年なら2月に開花する梅や椿の花が2か月も早く咲いた
・12月中旬になっても紅葉が終わらない
・季節外れの雨が多く、一向に雪が降らない
(商売)
・灯油がまったく売れない
・冬物衣類の売れ行きが低調
・春物のバーゲンセールが始まった
・クリスマスムードが盛り上がらない
・スキー場の人工雪が解けて閉鎖に追い込まれた
(例年の行事)
・年末恒例の「ベートーベン第九」の演奏会がめっきり減った
(ムード)
・年末の気がしない
・クリスマスや正月の準備をする気になれない
・大掃除が面倒くさい
・年賀状が無意味に感じられる
以上ですが、このほかに日本各地で12月らしくない兆候があれば、ぜひお知らせください。
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