筒井康隆のブログ |
ネットには小説家(作家)のブログが200以上ある
ブログが読み物である以上なるべく面白いものを読みたいと思うのは人情です。
ブログに比べて世に出ている本の方はほとんどはプロの作家によって書かれいますが、ブログの作者は圧倒的にアマチュアが占めています。
それ故に作品は、いわゆる玉石混交であり、当たり外れがあるのが普通です。
ということは読者にとっては良い作品に当たるかどうかは運次第とも言えます。
良い作品に当たろうと思えば探すのには根気が要ります。それがいやなら作品探しに工夫を凝らさなければいけません。
その結果思いつくのが、書くことがプロの作品を選ぶということです。
書くことのプロと言えば真っ先に浮かぶのは小説家です。という訳で、ここでは小説家のブログを取り上げることにします。
ネットで「小説家のブログ」として検索すると、次のような作家の名前とブログのタイトルのリストが出てきました。
人数を数えてみるとなんと200人以上もあるではないですか。その中から今回はベスト10をご紹介することにします。
小説家(作家)のブログベスト10
出典:作家、小説家のブログ
http://www.talentblog.jp/tllink/ct_8
読みやすさでおすすめできる 筒井康隆「偽文士日碌」
リストを眺めてみてハッキリ言えることは、人気作家があまりいない、ということです。
とは言え名前を聞いたことがある人は半分位はいるのではないでしょうか。
その中で比較的よく知られている小説家と言えば、筒井康隆と羽田圭介ぐらいでしょう。
筒井康隆はベテランですが、SF系の売れっ子作家、羽田圭介は数年前に芥川賞を受賞し、その後テレビ出演が多いこともあって、デビューしてそれほど期間がたっていない割には比較的名前が売れている小説家です。
この二人のブログのうち、今回はあえてベテランの筒井康隆氏のものをご紹介することにします。
筒井康隆のブログ「偽文士日碌」はなぜ読みやすいのか?
筒井康隆はいまでこそ超ベテランの老作家ですが、人気作品の多い売れっ子です。そんな人が書いたブログが本と違ってタダで読めるのは有難いことではないですか。
それに読みやすいと聞けば、誰もがすぐにでも読みたくなるに違いありません。
でもなぜこの方のブログが読みやすいのでしょうか。その理由は次の四点です
・レイアウトが本の形になっている。
・ブログには珍しい縦書き
・一般的なブログより活字が大きい
・クリックするだけでページがめくれる
左上がブログの画像ですが、ご覧の通りレイアウトが本の形になっています。これだとブログというより本のような感覚がしますからブログに慣れていない人でも違和感なく読むことができます。
また多くの文学書がそうであるように縦書き形式になっていますから、読みやすさという点でも優れています。
3番目は活字の大きさです。たいていのブログの活字は11~12ポイントぐらいですが、このブログの活字は14ポイントという大きさです。これも読みやすさの大きな理由です。
そして最後ですが、これは電子書籍だけにあるメリットで、ページが自動的に変わる点です。ページの左端をクリックするだけでページがめくれて新しいページに進むことができるのです。
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