ハイクラスのコールガールは外国人セレブのお相手をする
ホテルに関する記事については、これまで私的なブログだけでなく、商業ベースのウェブサイトにも多くの記事を書いてきました。
そうした記事は海外も含む24年間にわたるホテルの職務経験があればこそです。
今回のシリーズは高級ホテルのロビーに特化したものですが、これもこれまでの職務経験が多いに役立っています。
といいますのは、24年間の勤務のうち、大半はフロントオフィスの仕事に従事していたからです。
こういうと、なるほど!と、お気づきになった方がいるかもしれませんが、フロントオフィスはロビーとは切っても切れない関係にあるのです。
なぜなら、一般的にホテルのフロントオフィスはロビーの一画、つまりロビーの端あたりにあることが多く、言い換えればロビーの延長線上にあると言ってもいいのです。
それ故にフロントオフィスからはロビーの全体が見渡せますから、この場所を利用する人々の様子がよくわかるのです。
ましてや、フロントオフィスの勤務は24時間のシフト制になっていますから、昼間だけでなく夜間の様子もうかがうことができるのです。
ホテルの職種は多種多様ですが、ロビーに集まる人々を観察できるという点では、フロントオフィスより勝る部署は他にありません。
私は24年間のホテマンとして仕事をしてきましたが、日本だけでなくアメリカのホテルにも勤務しました。日本は大阪市、アメリカはニューヨーク市です。
こうした海外を含めた経験があるだけに、ホテルに関する記事は日本だけでなく、アメリカのことも書いています。
そうした記事の一つに
「ニューヨークのホテル、日本人事件簿(その2)」
というタイトルでブログに載せたものがあります。
これは勤務していたニューヨークのホテルで、日本人が関わったちょっとして事件にまつわる記事です。
さて、前置きが随分長くなってしまいましたが、今回の記事は日本の高級ホテルのロビーを訪れる人の中から、見るからに一般の人とは違う怪しい雰囲気を持った人たちにスポットを当てて書いたものです。
記事は3回シリーズで、そのうちの1回目は「高級ホテルのロビーをたむろする怪しい人たち・詐欺師は舞台を選ぶ」として すでに掲載済です。
今回の(その2)は、外国人客が多い高級ホテルによくハイクラスな集まるコールガールに関してつづったものです。
前述の「ニューヨークのほてる、日本人事件簿」にもコールガールは登場しますが、こちらの方は決してハイクラスとは言えず、それどころか客に睡眠剤入りのお酒を飲ませて眠らせ、その間に金品を盗んでドロンするという極めて悪質なものです。
これに比べて今回登場する日本のコールガールは、決して悪質ではなく、外見からは「こんな人がコールガールをしているとは」と思わせるほど、知的な美人が珍しくないのです。
こうしたハイクラスなコールガールの客になる相手はセレブな白人外国人が主で、いくらお金持ちだとはいえ、日本人はターゲットに入っていないようです。
理由はなぜだかよくわかりませんが、職業上の一つのポリシーかもしれません。
彼女らが高級である証拠に、ロビーなど人目の付くところでは客引きをしたりしないことです。
ホテルにやってくるときは一人でも、前から約束ができていたのか、その日の夕刻にはセレブらしき外国人とカップルになって行動していることが多いようです。
彼女らの多くはホテルのフロントマンとは数年来の顔なじみで、初めて見かける人は滅多にいません。
外国人セレブを相手にするだけ会って英会話が堪能で、中にはフロントマンも及ばないほど達者な人もいます。
その上背が高く容姿端麗で、ビジュアル的にはファッションモデル並みの人も珍しくないほどです。
それに加えて知的ときていますから、前述したように、初めて見た人は「何ゆえ、この人がコールガールを?」と疑問に思うわけです。
その当時の職場の先輩の話では、彼女たちの多くは、コールガールが専業ではなく、普段は貿易会社などOLとして働いているそうです。
わたしは縁あってそうした人たちの一人と仲良くなって、時々コミュニケーションを交わしましたが、
その人は普段は石油関係の貿易会社の契約社員として働いており、週末や休暇の時だけ、英語の勉強を兼ねて、気に入った外国人のお相手をするのだ、と言っていました。
相手にする人は、本国ではエグゼクティブ(重役)が多く、1回2~3日のお付き合いに2000ドル~3000ドルのお手当てをくれるそうです。
この待遇を見ても、まさに高級コールガールそのものではありませんか。ちなみに彼女は90,60,90という素晴らしいプロポーションの持ち主です。
今回のテーマは「高級ホテルにたむろする怪しい人たち」になっていますが、前回の詐欺師と違って、こと彼女たちに限っては、決して怪しいとばかりは言えず
見方によっては高級ホテルによくマッチしており、「ニーズがあるので、居るべきして居る」、と言ってもいい人種なのかもしれません。
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