牛丼屋はいつも男ばかり
ランチ時にときどき牛丼屋にいきます。安くて速くて旨いが売り物の牛丼店はいつ行っても盛況です。
でも不思議なことに、いつも客のほとんどは男性で、女性客はまれにしか入ってきません。いったいなぜなのでしょうか?
この理由についてはいろいろな考察があり、ネットなどにも様々な意見が発表されています。でもあれこれと多すぎてどれが正しいのか今のところ判別できていません。
それ故、なぜ女性が牛丼屋に行かないのか、いまだにはっきりした理由は分らないのです。
たまには洒落たレストランもわるくない
牛丼屋ではほとんど見かけない女性たちはいったいどこでランチをしているのでしょうか。そんな疑問もある日のランチで一気に解けました。
コロナ緊急事態宣言が解除されて間もないある月曜日のことです。いつも牛丼ばかりでは冴えないので、今日はすこし張り込んだランチを、と向かったのが駅前のビル4階にあるイタリアンレストランです。
駅前近辺には最近イタリアンの店が目立って多くなり、駅から半径100m以内だけでもこの店を含めて4軒あります。
その4軒で外観にいちばん目を引かれたのがこの店です。どこに目を引かれたかというと、アルファベット5文字で表記された店のロゴです。
それがビル4階にある店のウインドウに大きく描かれているのですが、外から見てとてもスマートなのです。
近くを歩いていて目にするたびにぜひ一度行ってみようと思っていたのです。
その店に一歩入り店内を見回すや否や、これまで抱いていた疑問がスッと解けました。牛丼屋で女性客をほとんど見かけない理由がわかったのです。
20名ぐらいいた客のうち男性はわずか数人で、ほとんどが女性客だったからです。
女性たちは安くて早い牛丼屋を敬遠して、値段が3倍もするオシャレなランチを楽しんでいたのです。
駅前のイタリアンレストラン ランチの客は8割が女性
それにしても駅前のイタリアンレストランの客のほとんどが女性というのも驚きです。
このレストラン超高級ではないとはいえ、ランチも1300円、1800円、2500円の3種とそこそこの値段だからです。
これだと例え1300円のものでも牛丼の3倍にもなりますから、決して若い女性にとってはリーズナブルな価格とは言えないはずです。
ランチ代に関するマイナビニュースの調査では男性が「777円」で、女性は「876円」になっており、約100円も女性が上回っています。
とはいえ、牛丼の3倍もするイタリアンのランチのこれほど多くの女性が集まるのは理解に苦しみます。
でも深く考えずに、外食に関しては男性より女性の方が贅沢である、と単純に捉えれば良いのかもしれません。
飲んべえはランチ代をケチる
上で牛丼屋はいつも男性客ばかりと書きましたが、でもなぜなのでしょう。
女性客がほとんど来ずに男の客ばかり多いのはどんな理由からなのでしょうか。
そう考えていてふとその答えらしいことを思いつきました。
それは男性には飲んべえが多いからではないでしょうか。
それは男性には飲んべえが多いからではないでしょうか。
とこう書いても何のことか意味がわからないでしょう。
それはつまりこういうことです。飲んべえとは酒好きのことです。酒好きは酒代をよく使います。
例えば仕事が終わってまっすぐ家に帰らずに酒場へ寄れば余分なお金がかかります。
例えば仕事が終わってまっすぐ家に帰らずに酒場へ寄れば余分なお金がかかります。
それが1回平均3000円として週2回とすれば、ひと月に24,000円かかります。
仮にひと月の小遣いを4万円としましょう。これから2万4千円を引くと残りは1万6千円です。
この少ない金額からランチ代を払わなければいけないのです。これだと節約を迫られるのは言うまでもありません。
夜の飲み代を残すためになるべくランチ代は節約。その結果、牛丼屋通いが多くなるのです。
下戸と女性はランチ代を惜しまない
男性とはいえ、誰もが飲んべえではありません。酒を飲まないいわゆる下戸と呼ばれる人種も決して少なくありません。そうした人たちは高い酒代を使う必要はありません。
それに女性も男性ほど酒代を使いません。たまに飲みに行ったとしても酒代としての出費は微々たるものです。
したがって下戸の男性や女性は、飲んべえの男性に比べて、自由に使えるこづかいの額が多いことになります。
ということは、当然ランチ代にまわせるお金が多くなります。呑兵衛のように飲み代に使った後の残りが1万6千円ということはないはずだからです。
仮に2万円をランチ代に遣うことができるとしましょう。これだと、先述のイタリアンレストランの1300円ランチに週2回程度通うことがじゅうぶんできるのではないでしょうか。
男の飲んべえが牛丼屋へよく通い、女性がオシャレなイタリアンランチを楽しむことができるのは、こうした理由もあるのではないでしょうか。
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