2022年2月16日水曜日

SNSに「それで ?」のボタンを、と作家の井上荒野は言っている

 


作家の井上荒野さんがエッセイに書いている「SNSにそれでボタンをつけたらう意見個人的には大賛成です。

その理由について彼女は次のように述べています 

若い女性タレントなどがSNSやブログをやるのはいいのだけど、その内容が実につまらない。例えばどこどこのレストランでイタリアンを食べておいしかったとか、デパートのバーゲンセールでショッピングして楽しかった、などとどうでもいいようなことばかりを書いて載せているのだ。あまりにもくだらないので、こちらとしては「それで?」とツッコミを入れたくなる。そこで気がついた。これは誰かが言っていたことだが、フェイスブックに付いている「いいね!」ボタンの横に「それで?」のボタンも付けたらどうだろうか。 

        参照:SNSのマナー(考えるマナー)中央公論新社

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 くだらない記事に「いいね!」を求めるのは厚かましい 「それで?」と突っ込まれるのがふさわしい 

井上荒野さんの意見にはまったく同感です。いまブログを初めとして、ツイッターやフェイスブックなどSNSには個人の日常などを書いたどうでもいいようなつまらない記事が蔓延しています。

これを読まされるだけでも迷惑なのに、厚かましくも「いいねボタン」を求めてくるのです。まさに「SNSバカ」そのものです。

こうしたバカぶりを本人に気づかせる方法はないものか。井上荒野さんが考えて気づいたのが

「それで?」ボタンなのです。

 

人はつまらない発言や記事に接すると「それで?」と突っ込みたくなる 

SNSやブロブでくだらない意見や記事が蔓延している昨今ですが、それに接する側はいつまでもいやいやながら『いいね』で応えているだけで良いのでしょうか。これってストレスの原因になりませんか?

もしそうだったら大変です。ストレスの原因は取り去らないといけません。

では、どうすれがいいか? その対策の一つが、いいねボタンの隣に「それで?」ボタンをつけることです。そしてつまらない記事に接するたびに躊躇なくタップするのです。

どうですか?考えてだけでスカッとするでしょう。これについては少しも遠慮することはありまあせん。

なぜなら、人というのははつまらないことに接すると、それで?と、お返したくなる動物だからです。

 

「それで?」と言わせるようなつまらない意見や記事を発表してはいけない

私が井上荒野さんの「それで?」ボタンに同調するのにはもう一つ訳があります。

実は私はかつて自分のブログに「それで?」に関連する記事を書いたことがあるのです。

記事のタイトルは「So What と言わせてはいけない」というものでした。

So Whatは日本語で「それで」とか「それがどうした」という意味です。

こんな記事を書いたのは、相手にSo Whatと言われるのは、発表した内容がくだらなかったり、つまらなかったりするからだということを当事者に気づかせるためです。

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