宇宙ステーションに対するわが国の巨額費用負担が問題になっている
若田さんが宇宙ステーションから帰還したことが話題になっています。
さて宇宙開発といえば、いかにも壮大で、人類に夢を与えるような大プロジェクトのようにも思えます。
しかしこれに要する莫大な費用を考えると、首を傾げたくなる人は多いのではないでしょうか。
もちろん費用の大半はアメリカが負担しているのですが、次に多いのが日本なのです。この宇宙開発に日本は年間400億円も負担しているのです。
年間400億円といえば、1日に換算すると1億円以上にもなるのです。
もっともそれだけ価値があることならいいのですが、最近になって、関係者の間でもコストパフォーマンス的に合わないないという意見が噴出しているというのです。
そのためこの先の予算については、新たな検討が予定されているそうです。
こうした宇宙開発に対する巨額の費用についてはメディアはあまり触れませんが、いったいそれでいいのでしょうか。
例えば子供たちに対しては、こうした費用についてはっきりれ伝えなければ宇宙飛行士に対しての間違ったイメージが作られていくのではないでしょうか。
つまり宇宙飛行士のことを誤解して、いたずらに英雄視してしまうのです。
こうしたことを避けるために、子供たちには次のように伝えるのはどうでしょうか。
「日本人が宇宙飛行士になって宇宙ステーションに行けるのは、それ相当の費用を払っているからです」
というふうにです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宇宙開発国別負担費用
2010年までの国際宇宙ステーション計画における各国の支出は、
・アメリカが6兆4400億円(585億ドル)
・日本が7100億円
・欧州が4600億円(35億ユーロ)
・カナダが1400億円(17億カナダドル)
2011年から2015年までの5年間の各国の予想支出は、
・アメリカが1兆8900億円(172億ドル)
・日本が2000億円
・欧州が2500億円(19億ユーロ)
・カナダが250億円(3億カナダドル)
なおロシアは自国管轄部分の費用をすべて負担し、同時にその全ての利用権を所有している。
データはウィキペディアより
0 件のコメント:
コメントを投稿