本はタイトルで売る、と言いますが、この本のタイトルを見て、ウーンと、うなる人は多いのではないでしょうか。
六つの単語を無造作に並べた実にシンプルなものですが、いずれの単語もどちらかといえば硬派で地味なものばかりです。
その羅列のシンプルさと単語の取り合わせの妙とでもいうのでしょうか、実に魅力的に感じるのです。
見た人は思わず手にとって、中身を覗いて見たくなるのではないでしょうか。
「矛盾、誤謬、詭弁、強弁、偽善、屁理屈 」とはどんな本なのか
日本語における複雑な概念の「曖昧」を探求した作品。 非形式的な「誤謬」が、いろいろな場面で使用されていることを解説。
政治や司法からの国民性に至るまで、その日本社会への浸透を探る。 議論や論証に使われる基本的な言葉の定義/情報伝達(コミュニケーション)・会話・議論/種々の分野で見られる誤謬/三段論法/誤謬の小歴史、論理方法の応用での誤謬の理解、社会での益、利用及び現状
筋の通った話し方、考え方、説明の仕方や行動の大敵。政治や司法から国民性に至る迄、その日本社会への浸透を探る。
出典・BOOKデータベース
著者・久野五郎さんについて
1940年大阪府堺市に生まれる。1963年北海道大学農学部卒業。1967年カリフォルニア大学(バークレー校)科学修士。1970年オハイオ州立大学理学博士。
米国連邦政府疫病センター(Centers for Disease Control and Prevention又はCDC)でウイルス研究員として勤務。退職後現在コロラドに在住
出典・BOOKデータベース
この本の基本情報
· 発売日: 2019年07月
· 発行形態: 単行本
· ページ数: 310p
· 価格: 1620円
· ISBNコード: 9784866412436
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