神戸に行く途中 久しぶりに明石駅で途中下車した。確か2年ぶりぐらいである。
このくらいの期間来ていないと、おそらく街の様子はかなり変わっているだろうと思って、駅前をぶらついてみたが予想したほど変化してなかった。
少し歩いてお腹がへったので、JR駅構内まで戻って、北口のエントランスス近くの立ち食いそば屋へ入った。
以前一度入ったことのある店だが、店内の様子が前とは変わっていると思ったが、それは前回とは逆の入り口から入ったせいだとすぐ気がついた。南側と北側に入口があり、前のときは南側、今回は北側から入ったのだ。
様子が変わっていると思ったのはそのせいで店内の景色が変わったからなのだ。
でもこんなことはどうでもいい。書きたいのは別のことなのだから。
駅中にある店なのに女店員の態度がぜんぜん良くない
入口近くの券売機で食券を買って中に入った。品物は、かけうどん270円。かけうどんは値段が安いが、薄く切ったかまぼこと刻みネギ以外に具が入っていないので、うまいおつゆがたっぷり飲めるから好きなのだ。
こういう麺類専門店でうまいのはおつゆなのだ。なぜなら店はおつゆを美味しくすることの一番力を入れているからだ。
でも、これについても今日はどうでもいい。書きたいことはこれでもない。
実は今日書きたいことは応対した女店員の態度の悪さについてなのだ。
最初食券を渡したとき感じたのは店員の声が小さいということだけだった。食券を受け取るとき、おばさん店員は小さな声で、「うどん、そば?」と訊いた。
食券には「かけ」とだけ記されており、うどんとそばの文字は省略されていたからだ。
「うどん」とだけ答えたが、おばさんはそれに対しては何も応答せず、すぐどんぶりに手を伸ばしていた。受け答えの声が小さいことと、「うどん」という注文の声に無反応だったことは、まあいいとしよう。
カチンと来たのはドンブリを返すとき
問題は食べ終わって帰るときだ。こちらはどんぶりに箸をのせて女性に返そうとした。それに対して女性は何も言わず、どんぶりを受け取るために手だけ伸ばしてきた。
この態度にカチンと来た。とうぜん「ありがとうございました」の一声を添えて手を伸ばすべきだろう。その一声がないのでカチンときたのである。
商売人の片隅にも置けないような礼儀知らずをこの女性に気づかせなければと思い、渡しかけたドンブリを女性の手が届かないように手前に引いた。
そこで、女性は自分の対応のまずさに気がついたのか、入ったときと同じようなな小さな声で「ありがとうございました」といった。
それを聞いて、ドンブリを渡して外へ出たがイヤな気持ちが心に残っていた。
駅中の店、いろんなところからお客が来るのに
常々思っているのだが、駅の中にある店は他のどの地域にある店より店員教育が行き届いていなければいけない。それは言うまでもなく駅の店は旅行者が多く客層が広いからだ。
街野中にある普通の店のように地元の客がメインではなく電車を降りた全国各地からきた人たちが来店することが多いのだ。それ故に、良きにつけ悪しきにつけ、評判は全国に広がりやすいのだ。
明石にはうるさい泉市長がいるが、流石にこの店までは目が届かない
明石といえばすぐ思い浮かぶのは泉市長だ。兵庫県ではおそらくいちばん有名な市長ではないだろうか。職員を厳しく叱ったり、新しい施策を次々発表したりすることがよくマスコミに取り上げられている。
民衆の共感を得ているのは職員に対する厳しい対応ではないだろうか。なぜなら世の中を広く見渡しても職員に厳しくできる市長は他に殆ど見かけないからだ。
民衆は不祥事の多い官庁に対して、監督する立場にいる長は厳しくあってほしいと思っているのだ。泉市長が注目されるのは、この厳しさを備えているからなのだ。
でもその泉市長も、流石に街のうどん屋までは目が届かない・・・・。
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