2022年8月20日土曜日

こんな地下街があるとは





きれいすぎる地下街に人は集まるだろうか?

まず上に写真2枚を見てください。皆さんはこれがどこの写

真かお分かりでしょうか。

おそらくどなたもが「ずいぶんきれいな場所だけど、いった

いどこだろう」と首をかしげるだけで、その場所を当てること

はできないのではないでしょうか。

それだけでなく、これが地下にある場所だとは想像だにでき

ないはずです。

そうなのです。これは紛れもなく地下街にある場所の写真な

のです。その場所とは大阪梅田地下の阪急三番街です。

それにしてもなんときれいな場所なのでしょう。見る通り2枚

写真にはどちらにも川が流れています。

地下街だというのに、決して水量が少ないといえな小川が流

れているではないですか。

せせらぎと言ってもいのような小川の澄んだ水の流れは人々

になんともいえない安らぎの気持ちを与えてくれます。まるで

ストレス解消の特効薬のような効果を与えてくれるのです。

でもこんなにきれいな場所なのになぜかあまり人が集まって

いません。

大阪キタの中心地梅田の地下街、しかも時間は夕方アフター

ファイブのゴールデンタイム。どこの繁華街も人があふれて

いるはずなのに、ここは人が少ないのです。

いったいなぜ?こう思って首をかしげていると、ふと次のよ

うな格言が脳裏に浮かんできました。

 

《水きよけらば魚すまず》


淡水魚である鯉や鮒などは清冽な川には棲まない

で 多少にごりのある水に暮らすとこから、あまりに清

廉すぎると かえって人に親しまれないことのたとえ。 

 

きれいな水に魚は寄ってこないが、きれいすぎる場所に人は

集まるだろうか?


上の格言にあるように、水にすむ魚さえ、清くきれいな水に

は集まっては来ません。なぜならそうした水はおいしそうなニ

オイがしないからです。


そうなのです。生き物はおいしそうなニオイを求めているの

です。当然のこと人間だってそうです。

探しているのはおいしそうで面白そうな物事です。


ではそうしたターゲットがどこにあるかといえば、決してき

れいな場所ではありません。

むしろその対局の混沌として雑多で、多少汚れの混じった場

所に存在することが多いのです。


例えば同じ大阪でいえば、JR天満駅からアクセスできる天神橋筋商店街のようなところではないだろうか。
ここはこの上なく雑多で混とんとしてはいますが、いつ歩いても人波であふれていて活気に満ちあふれています。