2023年2月15日水曜日

山田詠美「吉祥寺ドリーミン」アナログふう原稿用紙手書のあとがきがシブい

 




山田詠美がコロナ禍を綴る最新傑作エッセイ

 山田詠美さんは本書についてあとがきに代えてと題して上のように原稿用紙に手書きでこう綴っています


この本では新型コロナの感染が拡大する中でのあれこれを綴りました同時にの取るに足りないけれども私にとっての大事なトピックスも取り上げていますそこから生まれる喜怒哀楽は大きなものでも些細なものでも確実に私の一部を形作っている大切な大切な欠片たち。≫

言葉の小姑を自認する著者の怒り想像力の欠片もない安易に使われる言葉に向かいますコロナ禍において跋扈した東京アラート特別な夏」「おうち」、さらにはコロナ禍も俎上に載せ、「その言い回し許さん!」と筆を揮うエッセイには胸がすくこと請け合いです
 
 もちろん美味しい食べものやお酒夫婦での散歩など不要不急の愉しい日常についてもたっぷりと
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 女性セブンの大人気連載甘露苦露から傑作エッセイ100編を厳選前作吉祥寺デイズ うまうま食べもの・うしうしゴシップ』(小学館文庫に続いて、「親愛なる読者の皆さんへあとがきに代えて)」は謹製原稿用紙に綴った直筆です

出典小学館




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