2012年2月のこのブログに「高級ホテルのロビーは怪しい人たちでいっぱい」 http://tuneoo.blogspot.jp/2012/02/blog-post_01.html
という記事を書きました。
この記事は大好評で5年以上たった今でも、アクセスランキングのトップ10を維持しています。
それほど好評なら、そのシリーズを書いてみたら、と思って執筆したのがこの記事です。
シリーズですから、今回以外にも(その3)(その4)と続きます。
パイロットは女性のあこがれの的だが
東京をはじめ、大都市の高級ホテルのロビーにいると、よく航空会社のパイロットやCA(キャビンアテンダント)など、エアラインクルーの一団を目にすることがあります。
そうしたクルーはそのホテルを常宿にしているのです。
働く人の制服姿は往々にしてカッコよく見えるものですが、中でもパイロットは格別で、若い女性はため息をついてうっとた見とれてしまうほどで、まさに垂涎の的と言ってもよいのではないでしょうか。
そんなパイロットが、休息のひと時をホテルのロビーでくつろぐ姿を目にしたときなどは、「なんという幸運だろうか!」と感激しながら、思わずうっとりと見とれてしまいます。
ところがです。万が一、こうしたパイロットが本物でなかったらどうでしょう。
本物でないということはニセモノを意味します。
つまり、ロビーでくつろいでいる制服姿のパイロットはニセモノかもしれないのです。
突然ここでこんなことを言いだすのは、大都市の高級ホテルのロビーはパイロットに限らずニセモノがよく集まる場所だからです。
そうしたニセモノは別名詐欺師とも言います。
ホテルを舞台にして活動する詐欺師たち
そうなのです。高級ホテルのロビーは詐欺師にとって格好の活動の場所なのです。
この場所で騙す相手を探したり、見つけた相手とニセの商談を行っているのです。
したがって、ニセパイロットに限らず、ニセ宝石商、ニセ不動産業者、ニセ芸能プロダクションマネージャーなどがわんさと集まってくるのです。
ロビーでくつろぐパイロットもこうしたニセモノの中の一人にに過ぎないのです。
では、このニセのパイロットは一人でロビーに座って誰かを待っているのでしょうか。
いうまでもなくその通りで、約束の女性が現れるのを待っているのです。
例えば、その女性は結婚を前提に付き合っている人の場合もあります。
そして、その女性はこの日、彼が海外で付き合っている別の女性と別れるための手切れ金に充てる200万円を持ってきてくれることになっているのです。
でも手切れ金とは真っ赤の嘘で、結婚願望が強いこの女性の弱みにつけ込んで200万円をだまし取ろうとしているのです。
そうなのです。この男は高級ホテルを舞台にして女性を騙す結婚詐欺師なのです。
女性があこがれる職業をいいことに、ニセパイロットに化けているのです。
エアラインクルーが宿泊先としてよく利用する高級ホテルは、パイロットの制服姿が周りに良く溶け込んで、あまり目立ちませんから、場所としては都合がいいのです。
パイロットだけでははありません。
ロビーでは有名芸能人、名の売れたプロスポーツ選手なども目にすることも珍しくなく、若い女性にとっては非日常体験の連続で、それ故に冷静さを失って浮足立った気持ちになります。
それが正常な判断力を奪うため、詐欺師にとっては好都合なのです。
パイロットにあこがれる結婚前の女性の皆さん、高級ホテルのロビーで一人でくつろいでいるパイロット姿の男性を見たら
「ひょっとして、この人結婚詐欺師ではないのか?」と一度疑ってみることも、決して無駄なことではありませんよ。
結婚詐欺師に限りません。宝石商、不動産取引業者などが、高級ホテルのロビーを商談の場として指定したときは、「ひょっとして騙そうとしているのでは?」と、一度疑ってみることが賢明です。
今も昔も、高級ホテルのロビーは詐欺師が活躍する舞台として格好の場所と言われているのですから。
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