街頭で耳にした絶妙な突っ込み
十人ぐらいの男女のグループが、ショッピングセンターのエスカレータに乗るときのことです。
グループの一人の女性がエスカレーターに乗ろうとする男性に「気をつけてね」と声をかけました。
するとその男性が、間髪を入れず「本当に心配しているのか?」と返しました。
どうですか?これは実に見事な突っ込みではありませんか。
普通なら、女性から「気をつけてね」などと言われたら、たいていの男性は「わかった」とか「ありがとう」などの言葉を返します。
ところがこの男性は素直な気持ちや感謝の気持ちを持ち合わせていないのか、とっさに「本当に心配しているのか?」という辛辣でインパクトのある言葉を返したのです。
これこそ絶妙な突っ込みと言え、それゆえに何とも言えないユーモアを醸し出したのです。
素人の人がこれほど見事な突っ込みができるとは驚きです。
ナイス突っ込み!と、声を大にして言ってあげたい気持ちでした。
漫才での突っ込みの役割は
漫才にはボケとツッコミの役割がありますが、ツッコミ役は相手のボケに対して、鋭く指摘したり、うまく合いの手を挟んだりします。
突っ込みは全体の流れを良く察して、笑いどころはどこにあるかを掴みながら話を進行する役割があります。
この勘所のつかみ方がこそが漫才の質(おもしろさ)を決定すると言っても過言ではありません。
普通の人の中にも突っ込みの上手い人がいる
突っ込みをいちばんよく耳にするのはテレビお笑い番組での漫才です。
さすがにプロだけあって、漫才の突っ込みには思わず「上手い!」と叫びたくなるような見事なものが少なくありません。
でも、上でも書いたように、突っ込みは漫才師だけのものではなく、一般の人の日常でも使われます。
もちろん漫才師のようなプロにかなう高等な技術のものではありません。とはいえ、中にはプロ顔負けの上手な人もいます。
そうした人たちはいったいどうして突っ込みが上手になったのでしょうか。
何か特別な訓練や勉強でもしたのでしょうか。
ツッコミのやり方を指導する本がある
突っ込みは一つの技術です。この技術を取得するためには学習が必要です
その学習のために次のような本が出ています。
最強のコミュニケーション ツッコミ術 ・ 村瀬 健(著)祥伝社新書
(この本の内容)
なぜ、お笑い芸人、なかでもツッコミ担当に社交的な人間が多いのか?
テレビ番組の司会者はどのように仕切り、進行させるのか?
放送作家・漫才作家として2000組を超える芸人を指導してきた著者が、徹底分析。豊富な事例と共に解説します。
ツッコミをコミュニケーションに取り入れると
・場の主導権を握れる
・プレゼン・説明がうまくなる
・他人と違う着眼点が身につく
など多くのメリットがあります。
・場の主導権を握れる
・プレゼン・説明がうまくなる
・他人と違う着眼点が身につく
など多くのメリットがあります。
才能に左右されるボケに対して、ツッコミに才能は不要。努力と経験で上達可能なスキルです。
さあ、笑ってばかりいないで、いや笑いながら、最強のコミュニケーション、ツッコミ術を学びましょう。
突っ込みは最強のコミュニケーション術
この本で日常のコミュニケーションにツッコミを取り入れよう!
ツッコミをコミュニケーションに取り入れると、場の主導権を握れます。それにプレゼンや説明がうまくなり他人と違う着眼点が身につきます。
しかも才能に左右されるボケに対して、ツッコミに才能は不要です。努力と経験で上達可能なスキルなのです。
放送作家・漫才作家として、2000組を超える芸人を指導してきた著者がツッコミを徹底分析。豊富な事例と共に解説します。
さあ、最強のコミュニケーション、ツッコミ術を学びましょう。
本の紹介はAmazonより
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