人には好きなものがある反面嫌いなものもあります。
嫌いな食べ物、嫌いな芸能人、嫌いなテレビ番組、嫌いな国など
ジャンルはいろいろいろあり並べたらきりがありません。
言葉も例外ではありません。言葉は時代ともに移り変わりますが、目下のところ嫌いなのは下に並べた10の言葉です。
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・がっつり
(意味と解説)
十分であるさま。たくさん。たっぷり。「がっつり食べる」「がっつり働いた」
[補説]北海道の方言が広まったものとも言われる。 出典:goo辞書
(コメント)
ズバリ語感の悪いワードであり聴くだけで嫌な気持になります。先日もテレビで若い女性レポーターが使っていましたが、好感のもてる容姿もこの言葉がだいなしにしていました。
・ほぼほぼ
(意味と解説)
ほぼを2回繰り返したものです。ほぼ間違いないといえばいいのに、近頃ではほぼほぼ間違いない、という人がいるのです。ほぼが90%だとすると、ほぼほぼは95%ぐらいの確率なのでしょうか?
(コメント)
語感が悪いだけでなく、同じ平仮名文字が4つ並んでいるようで見た感じも良くありません。使う人が多いのは、テレビの芸能人、プロ野球解説者などのようです。
・ほっこり
(意味と解説)
(1) いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「ほっこりと暖かい綿入れ」「心がほっこりする話」(2 )ふくよかなさま。「―とした風だったけが、今ぢゃあ痩 (や) せおとろへなんして」(3 )つやがあって鮮やかなさま。「庭の紅葉さへ―とした色がないわい」
[名]ふかしたさつま芋。「―買うて喰うてござるも」
(コメント)
ピッタリとした使い方と言えるのは、ふかしたさつまいもを形容するほっこりだけで、後は少なからずの違和感を感じる。
・ぶっちゃけ
(意味と解説)
「打ち明ける」が崩れた言葉である。 また、「ぶち開ける」「ぶちまける」が崩れた言葉であるという説もある。 どちらが語源でもそんなに大差無いのであまり気にする必要はない。 女子高生などが「ぶっちゃけ美味い」「ぶっちゃけ凄い」「ぶっちゃけ可愛い」などと言った場合は「本気で・真面目に」などの意味で使われる。 出典:ニコニコ大百科
(コメント)
言葉をきれい、汚い、に分けると、この言葉は間違いなく汚いに属し、語感も最悪で下品な言葉と言えます。
・ガチで
(意味と解説)
(コメント)
なんとなくユーモアが漂う言葉ですが、若者限定の言葉で、中高年が使うと違和感は否めません。
・ぷりぷり
(意味と解説)
1 腹を立てて機嫌の悪いさま。ぷんぷん。「母は一人でぷりぷりしている」
2 押すとふるえるほど弾力があるさま。「ぷりぷりした赤ん坊のほっぺた」
3 弾力があって、歯ざわりや食感のよいさま。「ぷりぷりのエビを使った料理」
出典:weblio辞書
(コメント)
(1)と(2)はいいとして、(3)には抵抗がある。テレビの食レポ番組などで若い女性タレントが料理の舌触りに関し、何かにつけて「プリプリ」「ふわふあ」を連発するのはとても耳ざわり。
・自分的には
(意味と解説)
「自分的には」とか「私的(わたくしてき)に」という言い方は、ふつうの人はしません。
「私的(してき)」は、「公的」の対義語で少し硬い表現で文章語として使いますが、口語では「私(わたくし)としては」といいます。 出典:ヤフー知恵袋
「私的(してき)」は、「公的」の対義語で少し硬い表現で文章語として使いますが、口語では「私(わたくし)としては」といいます。 出典:ヤフー知恵袋
(コメント)
自分的だけでなく「彼的には」とか「彼女的には」や、もっと極端なのは、「あの人的には」というのまでありますし、また「私のおばあちゃん的には」というものだってあります。
・基本○○
(意味と解説)
「基本」は、「基本的に」とすれば文法的には正しくなりますが、それよりも、「原則として」とするのが、もっとも正しく自然な表現です。
基本〇〇と言う表現は仲間内だけで使うのは許されるでしょうが、ビジネスや目上の人に対してなど「きちんと話す」べき場面では避けるべき表現だと思います。
基本〇〇と言う表現は仲間内だけで使うのは許されるでしょうが、ビジネスや目上の人に対してなど「きちんと話す」べき場面では避けるべき表現だと思います。
出典:ヤフー知恵袋
(コメント)
これが間違った表現であることは、ちょっと考えるだけでわかるはずなのに、あえて使う人は、この言い方こそ今的な表現とでも思っているのでしょうか。
・なんとか感
(意味と解説)
「~感」という形式で用いられる一連の表現の総称、または、沸きあがってくる名状しがたい感情・感覚を言い表した表現。「~感」は国語として一般的な「虚無感」や「安心感」などに始まり、「抵抗感」「寂寥感」、果ては「コレジャナイ感」「終わった感」に至るまでさまざまな言い回しに用いられる表現。
(コメント)
「ガチで」と同様にこの言葉にもなんとなくユーモアがありますが、手当り次第何にでもつけるところに問題があります。例えば「とてもおいしい感」「気分ノリノリ感」など。
・させてもらう
(意味と解説)
「させていただきます」は「させてもらう」の謙譲表現で、へりくだって「させてもらう」という気持ちを伝える時に使います。「させていただきます」は丁寧な響きがする言葉なので、つい使ってしまいがちですよね。しかし、「させていただきます」を使うには、「相手の許可を受けている」「恩恵を受けている」という2つの条件が必要です。場合によっては「いたします」を使った方がいいケースもあります。 出典:career picks
(コメント)
「させてもらう」と言う表現はTPOを踏まえて正しく使えば何も問題もありません。しかし、いま何故かこの表現が蔓延しています。特に多いのはテレビの芸能人で、スポンサーや視聴者に阿る(おもねる)ためなのか、使わないでいいところで執拗に使い続けていることにあります。相手に対して下手に出ることによって気を引こうとしたり、継続して使ってもらおうという魂胆が見透かせるところが嫌なのです。
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