学校の教科書に出てくる日本文学の名作
本好きで賢い子にしたい、これは子を持つ親がよく思うことです。でも何もせずして本好きな賢い子は育ちません。子を本好きにさせるには親の態度と家庭環境が大切です。
それには子どもが小さいときによく読み聞かせをするとか、親が本を読む姿を子に見せることです。またそれと同等に大切なのは家の本棚に良い本を揃えておくことです。
子供たちは学校の国語授業で日本の名作小説を学びます。
とは言え一度学んだだけでは時が経つと忘れてしまいます。でも家の本棚に学んだ作家の本があれば別です。こどもは「アッ、本棚に学校で習った本がある!と気づいてその本を手にするからです。
これによってその作家(作品)についての知識が定着していくと同時に興味がわき、次第に本そのもにに対する関心が強くなっていくのです。
こんな意見に関して、「家に本棚がなくてもネットに青空文庫があるから大丈夫」という声があちこちから聞こえてきそうです。
でもネットはデジタルですから本の感触が伝わりません。本好きになるには本から直に手に伝わる感触が必要なのでは、と思うのですが・・・。
中学の教科書ではこんな作品が出てくる
ところで子供たちが学校で学ぶ文学の作家と作品はどの様になっているのでしょうか。
それを知るために、ここでは中学校教科書に載っている作家及びその作品をご紹介することにします。
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夏目漱石 :「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「草枕」「三四郎」「こころ」
森鴎外:「舞姫」「山椒大夫」「高瀬舟」
島崎藤村 :「若菜集」「夜明け前」
志賀直哉 :「暗夜行路」
宮沢賢治 :「注文の多い料理店」「雨ニモマケズ」
芥川龍之介: 「羅生門」「鼻」「蜘蛛の糸」
川端康成: 「伊豆の踊り子」「雪国」
太宰治 :「人間失格」「走れメロス」
樋口一葉:「たけくらべ」
Etc.
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子供にいる家庭に必要な本棚の中身とは
上では中学校の教科書に出てくる作家と作品を並べました。
いかがでしょうか。これらの本がお家の本棚に揃っているでしょうか?いずれも一度は読んでおきたい名作ばかりです。
では本棚にはこれだけ揃えておけばじゅうぶんなのでしょうか。
中学生は感受性が強くいちばん影響を受けやすい年代ですから、その時代に学ぶ作品だけで十分とも考えられますが
できれば小学生でよく出てくる名作童話野代表作、それに高校生がよく学ぶ海外の作家の名作も揃えておけば万全ではないでしょうか。
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