文字は同じなのに意味や読み方は異なる
何かの拍子にふと「手当」という文字がつく四語熟語について
例えば応急手当と夜勤手当は同じ手当なのに意味が全く異なるのは何故なのか、ということが気になってきた。
調べてみると同じ文字で意味が異なるもののことを同形異義というそうだ。
たまたま上の2語が気になったのだが、下に示したように、こうした言葉はすごくたくさんあるではないか。
同じ手当でも、まったく意味が異なる
応急手当
突然のけがや病気に対して、家族や職場でできる手当のことを広い意味での応急手当といいます。
応急手当は、心停止の傷病者に対するものと、心停止以外の一般的なけがや病気に対して、その悪化を防いだり、苦痛を軽減するために行われる、
出血に対する圧迫止血などのその他の応急手当があります
夜勤手当
夜勤手当とは、その名の通り夜勤をしている労働者に会社から支給される手当のことです。
ただしこの夜勤手当は法律で定められていないので、支給はあくまでも任意となります。
また、どの時間帯を夜勤手当の対象とするのかも明確な決まりがな
いため、企業によって異なります。
同形異義語(同形異音語)とは
同形異義語[どうけいいぎご]、英語:homograph)とは、同じ綴りでありながら異なる意味を持つ語を指して言う、言語学分野等の用語である。なお、読み方の異なるものは同形異音語という。
同形異義(異音)語 あ行だけでもこんなにたくさんある
あ行 |
頭(あたま) ⇔ 頭(かしら) |
海士(あま) ⇔ 海士(かいし) |
雨水(あまみず) ⇔ 雨水(うすい) |
改印(あらためいん) ⇔ 改印(かいいん) |
一行(いちぎょう) ⇔ 一行(いっこう) |
一見(いちげん) ⇔ 一見(いっけん) |
市場(いちば) ⇔ 市場(しじょう) |
一分(いちぶ) ⇔ 一分(いちぶん) ⇔ 一分(いっぷん) |
一間(いっけん) ⇔ 一間(ひとま) |
一石(いっこく) ⇔ 一石(いっせき) |
一通(いっつう) ⇔ 一通(いっつう) |
一筆(いっぴつ) ⇔ 一筆(ひとふで) |
上手(うわて) ⇔ 上手(かみて) ⇔ 上手(じょうず) |
大字(おおあざ) ⇔ 大字(だいじ) |
大分(おおいた) ⇔ 大分(だいぶ) |
大切(おおぎり:大喜利とも) ⇔ 大切(たいせつ) |
大事(おおごと) ⇔ 大事(だいじ) |
大勢(おおぜい) ⇔ 大勢(たいせい) |
大文字(おおもじ) ⇔ 大文字(だいもんじ) |
大家(おおや) ⇔ 大家(たいか) |
大雪(おおゆき) ⇔ 大雪(たいせつ) |
お札(さつ) ⇔ お札(ふだ) |
大人(おとな) ⇔ 大人(たいじん) ⇔ 大人(だいにん) |
大人気(おとなげ) ⇔ 大人気(だいにんき) |
お守り(おまもり) ⇔ お守り(おもり) |
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