2022年10月17日月曜日

日本語はややこしい シリーズ(その2)

 文字のひらく」 「とじるがわからない 

ネットに文字の開き方閉じ方というサイトがありそれを読んでいたのですが途中で意味わからない!」という状態に陥りました

文字を開くというのはかな表記のことで逆の閉じるは漢字表記のことを言います

そのことは理解で来るのですが解らないのは下にあげている副詞は開くという項目です

説明にあるように副詞用語はかな表記にするのが決まりということです

ということは副詞用語は漢字が使えないことになります

 

開いて表記するのがよいのならなぜ漢字が存在するのか

解らないのは使えない漢字がなぜ存在するのかという点です

つまり下の例に出てくるような一層いっそう)、極めきわめて)、更にさらに)、暫くしばらく

などの漢字は元からなくてもかまわないのではないかと思うのですが・・・


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副詞はひらく

副詞とは名詞以外の語句動詞・形容詞・形容動詞などを修飾して詳しい意味を添える語です

副詞に続く動詞・形容詞・形容動詞は一般的に漢字で表記されることが多いため副詞はひらいて表記するとよいでしょう


漢字 →→ ひらく

一層 …… いっそう
極めて…… きわめて
更に …… さらに
暫く …… しばらく
随分 …… ずいぶん
既に …… すでに
是非 …… ぜひ
大層 …… たいそう
大変 …… たいへん ※「たいへん喜ばしいなど
例え …… たとえ ※「たとえ遅れてもなど
偶に …… たまに
々 …… ときどき
何故 …… なぜ     など

 

漢字で表記すべき副詞もある

さらにややこしくて解らないのは副詞であっても例外的に漢字表記されることがある点です以下がその例です

 

一段といちだんと
決してないけっしてない
々(しょうしょう
多分たぶん
結構けっこう

                          出典ことばのよろず屋

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