2023年4月27日木曜日

離婚と転職が増えているが、二つは似ているのでは?


離婚と転職の増加はどんな弊害を招いているのだろうか

このところ目立って増えているのが離婚と転職だがそれを

象徴するように最近結婚前の若い女性がこんなことを語っ

ていた

結婚したら子供を持つことが必要だとは思うがその先の

離婚でシングルマザーになる可能性があるかもしれないの

その不安から安易に踏み切れない

これは最近の出生率減少にともなって将来の出産予定に関

するアンケートの質問に答えたものだがどうやらこの答え

のように離婚が子供の数を減らす人口減少の原因の一つに

なっているのかもしれない

これと同時に考えるのは転職だなぜなら今や人は就職に

際して将来の転職の可能性を考えて行動するからだ

つまりこの先の転職を考慮してどうせ他のところへ変わ

るだろうからとりあえずどこでもいいから就職しようと適

当に考えたり転職を意識しすぎることによって仕事に就

くことためらってモラトリアムになる可能性があるからだ


離婚と転職の増加が出産率低下の原因になっている

転職を上記のように考えるとその原因と理由に離婚と似た

ところがあり二つの増加が子供減少という結果を招いてい

るのでははないかとも思えてくる

このところ減少を続ける出生率改善のために政府もようや

くこれら二つの対策力を入れ始めておりその一環として子

供をつくる前提である結婚を奨励するための対策として

婚の障害となっている非正規低賃金労働者の待遇改善を

目指している

つまり非正規を正規に変え賃金をアップさせ安定を与える

ためだ


近い将来二つとも可能性があると考えて人は行動する

政府がこうした対策を打ち出したのもそもそも未婚の若者

が増えている原因の多くは経済的事情によるものだと考える

からだつまり非正規で職場が安定せず賃金も安いので結

婚したくてもできないのだ

こうした現状を改善しない限り結婚に踏み切ることは出来

結果として子供出生率は増えることはないと考えら

れるからなのだ

一方離婚し対するシングルマザーに対する対策としては

童育児手当をより手厚くしたり収入に対する税金を軽減し

経済面の安定を図る支援を目指している

このような対策は将来の転職と離婚を視野に入れて万一

そういうことがあっても経済的に支障がないようにすること

によって安心して結婚に踏み切ることができるようにとい

う思いで実施されるのだ

 

離婚も転職も出生率を低下させる

上で書いたように離婚と転職がよく似ているのはこれら二つが最終的に出生率減少につながっているからだつまり離婚してシングルマザーになり生活が困窮することの恐れから結婚に踏み切れない
また就職しても転職する可能性があるのでテンポラリの職場についたり転職をかんがえるあまりいつまでも職に就かないモラトリアム状態なったりするのだ
このように離婚を恐れるために結婚にふみきれずまた将来の転職を意識しすぎて一時的な職場についたりいつまでもちゃんと就職しないフリータのような存在になっていくのだ
こうした不安定な状態の人たちが多くなって結果として出生率低下を招いているのではないだろうか