コピペは盗用、引用は応用
コピペはパソコンの発達とともに次第に盛んになってきた。
パソコンが普及する前にもコピーはあったけれど、コピペのぺの部分である「貼り付け」の「ペースト」がなかった。
このペーストこそがコピペの重要なところなのである。つまりコピーしてもペーストがなければコピペは完成しないからである。
しかしコピペは便利である。どんな長い文章でも僅か数秒にうちに他の場所へ簡単に移動できる。さも自分が書いた文章であるかのように簡単に利用することができるのである。
だがここに様々な落とし穴がある。いま各方面の論分などでコピペが大きな問題になっている。
例えば学生の卒業論文などでもネット上の他の記事からからコピペして自分の論文に利用することが多くなっているからである。
つまり他人の文章を勝手に盗用するのである。ここがコピペの悪いところである。
それと違ってコピペはコピペでも「引用」という方法がある。
これはコピペした部分を括弧で囲んで、終わりに「~から引用」というふうに出典を明記するのである。
これだと盗用にはならず、いわば応用であるから悪いことではない。
こうした引用は書籍などでも広く行われており、巻末に引用部分の出典の一覧をつけている書物はたくさんある。
したがってコピペも商用に利用するのではなく、論文などに正しく利用しさえすれば持ちつ持たれつで、決して悪いことではない。
ただそれを自分がの書いた文章とはっきり区別させることが大事なのではないだろうか。
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