アメリカから10年遅れで日本にやってきた ・ コワーキングという働くスタイル
コワーキングは異業種の者同士が集まって、仕事場を共有するビジネススタイル
最近、東京を中心としてコワーングという働く場所が広まってきています。コワーキングは英語ではcowarkingですから、共同で働くと言う意味であり
さらに突き詰めると、同じ場所に集まって、スペースを共有しながら仕事を進めていくスタイルのことを言います。
もっとわかりやすく言えば、いま大流行しているシェアハウスのオフィス版と考えればいいのではないでしょうか。
でも共有する相手は必ずしも同業種の者ではなく、異業種で働く人の集まりと言っていいのです。
このコワーキングについて詳しく書いているのが、最近日本経済新聞社から出版された「生きるためにつながる」という本です。
著者は石鍋仁美さんという方ですが、まだ新しいコワーキングと概念を実によく調べており、本家アメリカにおいての歴史や世界の様子、それに日本で徐々に広がっているコワーキングの現状を丹念に紹介しています。
なおコワーキングについてウィキペディアでは次のように説明していますが、その一部を抜粋してご紹介します。
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コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指します。
一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。
通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多いようです。
コワーキングは独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持つ。
コワーキングが行われる環境(「コワーキングスペース」と呼ばれることもある)はシェアオフィスやレンタルオフィスとは異なり、実務を行う場所が個室ではなく図書館のようなオープンスペースとなっている。
また、すべてのスペースを共有したり、イベントを行ったりといった試みを通して参加者同士のコミュニティ育成を重要視する傾向が強いことも大きな違いのひとつである。
カリフォルニア州サンフランシスコのCitizen Space
一部のコワーキングスペースは、固定した仕事場に留まらないノマド的なIT系起業家が、カフェや小規模/自宅オフィスでの孤立した仕事環境の代わりとなる場所を求める動きと共に発展した。
2007年に行われた調査で、多くの非雇用者が在宅勤務を行うことによって孤独を感じたり、対人交流がなくなってしまうことに不安を感じていることが分かった。
また、およそ3分の1から半数の民間・行政労働者は、自宅での仕事を望んでいないと回答した。
コワーキングは、多くのフリーランスの人々が在宅勤務において直面する孤立感という問題を解決すると同時に、家庭で働くことによる集中力低下となる材料を回避することもできる。
ビジネス促進施設、インキュベーション施設、ビジネスエグゼクティブ向けオフィスなどはコワーキングのモデルには当てはまらないように見受けられる。
これらにおいては、社交性、コラボレーション的要素、形式張らないインフォーマルさ[11]といった面がなく、利益よりもコミュニティに焦点を置いた協同組合的な管理形態ではないのがその違いであるといえる。
海外では、コワーキングに参加者は BarCamp の参加者でもあったり、その他のオープンソーステクノロジーに関連した活動に関わっていることが多い。
ウィキペディアより
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