ホテルの格付けはスイートルームの価格で決まる!
ホテルのスイートルームと聞くと、おそらく多くの人が真っ先に思い浮べるのは値段の高さではないでしょうか。
それもそうでしょう。超一流ホテルのスイートルームともなれば、その値段は並大抵ではなく、1泊50万円も珍しくなく、中には100万円を超えるものもあるからです。
これを聞くと、たいていの人は「自分の1ヶ月の給料より高いではないか」と、恐れをなすのではないでしょうか。
それ故に,スイートルームはお金持ちだけのもので、庶民には関係ない、と考えてしまい、端から利用を諦めてしまうのでしょう。ちなみに東京のホテルには次のような高価なスイートルームがあります。
ザ・ペニンシュラ東京 デラックススイート
東京都内のホテルスイートルーム価格ランキング(一泊料金)
■ザ・リッツカールトン東京 ザ・リッツカールトンスイーツ 2,100,000円
■シャングリ・ラ東京 プレジデンシャルスイート 2、000、000円
■パークハイアット東京 プレジデンシャルスイート
1,039,100円(平均料金)
■ザ・ペニンシュラ東京 ザ・ペニンシュラスイート 981,750円
■マンダリンオリエンタル東京 プレジデンシャルスイート 840,000円
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ご覧のように東京の超一流と呼ばれるホテルのスイートルームには目をむくような値段がついています。しかし、なぜこれほど高価なのでしょうか?
ホテルがこうした豪華な部屋を持つのは、一つは宣伝のためです。それは「ホテルのランクはスイートルームで決まる」というのがホテル界の常識であり、豪華で値段の高いスイートルームを持つホテルほど、一流としての格付けが高くなると考えられているからです。
でもこうしたスイートルームにはいつでも利用客があるとは限りません。
それもそうかもしれません。なにしろ売り込み対象の顧客は、大富豪や、VIPと呼ばれる要人が対象ですから、利用があるのはそうした人たちの訪問時だけで、良くて月に数回というところではないでしょうか。
でもそれではホテルの看板であるスイートルームが泣きます。そこでスイートルームのラインナップを増やして、需要を促進するために、よりリーズナブル価格の商品を提供しようとしているのです。
ひと昔前と違って今はスイートルームを巡る事情も大きく変化してきました。
理由は二つあります。一つは外資系を中心にして高級ホテルが増えたためスイートルームの供給量が増加したことです。
そしてもう一つは人々の住生活が向上してきたため、質に対する要求が高くなり、ホテルの客室に対してより高級性を要求するようになってきたからです。
とはいえ、いかにスイートとは言え、普通の人々にとって一泊50万円とか100万円クラスの利用はとうてい無理ですから、スイートルームにランクを設けて、少し手を伸ばせば誰もが手が届く程度のスイートルームを売り出しているのです。
それが最近注目を集めているジュニアスイートルームプランです。
ジュニアスイートルーム |
ジュニアスイートルーム(Junior
Suite Room)とは?
ジュニアスイートルームはホテルの部屋タイプで、別名セミスイートと呼ばれる小型でコンパクトなスイートルームを言います。
形はベッドルームとリビングルームで構成されていますが、2つが完全に独立していないことが普通です。小型のスイートルームであることがセミスイートと呼ばれる所以です。
大事な人と大事な時を過ごすために
東京・おすすめジュニアスイートルーム5選
ここでは東京にある有名ホテルのジュニアスイートルームをご紹介します。
■ホテルオークラ東京ベイ
ジュニスイート 77,200円(2名)
■帝国ホテル ジュニアスイート 112860円(2名)
■ホテルニューオータニ ジュニアスイート 120,000~150,000円(2名)
■リーガロイヤルホテル東京 ジュニアスイートツイン 62,964~68,904円(最大4名)
■プリンスパークタワー東京 パノラミックジュニアスイートルーム 89,100円(2名、税別)
ホテルに泊るなら、非日常を体験しないと意味がない
出張でのビジネスホテル滞在は別として、人々が旅行などでホテルに泊る際は、少なからず期待を抱くはずです。その期待が何かといえば、普段の生活にはない非日常的なものに対するものではないでしょうか。その一つが設備であり、中でも最も期待するのは客室でしょう。
一昔前なら、ホテルの客室といえば、どれも立派に見えて、居心地が良さそうに思えたものです。でも今はそうはいきません。なぜなら人々の住生活がうんと良くなっているからです。
いまやタワーマンションをはじめ都市型マンションに住む人が次第に増えてています。都市型マンションは外観が立派な上に設備も充実しており、場合によっては並みのシティホテル顔負けというほど豪華なところもあります。
そうしたところで日常生活を送っている人にとって、ホテルに望むものはいったい何でしょうか。
いうまでもありません。ホテルに期待するのは非日常的な体験ですから、少なくても我が家より素敵な場所であって欲しいと思うはずです。そんな人にとってホテルの部屋が何の変哲もないツインやダブルルームなどであったらどうでしょう。おそらく「これだと我が家のリビングや寝室の方がまし」と思う人もでてくるのではないでしょうか。
これでは非日常的な雰囲気を期待するなど、もってのほかです。
そこでおすすめするのが東京のホテル自慢のジュニアスイートルームなのです。
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