ネット映画で見た中年のひきこもりが恐ろしすぎる
ネットで見た映画(闇金ドッグス)にとても怖い中年の引きこもりが登場していました。
その引きこもりは40歳ぐらいになった頃、やっと外へ出るようになったのですが、行き先といえば、地下アイドルが出演する劇場だけで、そこで贔屓にするアイドルを応援するために多額のお金を使うようになっていきます。
その引きこもりは40歳ぐらいになった頃、やっと外へ出るようになったのですが、行き先といえば、地下アイドルが出演する劇場だけで、そこで贔屓にするアイドルを応援するために多額のお金を使うようになっていきます。
とはいえ自分には何の稼ぎもないために頼りにするのは同居する母親の年金や貯金です。でもそれほど多くない貯金は次第に底をつき始め、ついに母親の生命保険を担保にしてヤミ金からお金を借ります。
ヤミ金は利息が10日に1割というひどいものですから、すぐ支払いに行き止まります。それなのにアイドルは次々お金の応援を要求してきます。男にとってはアイドル応援が生きがいのすべてなので断ることができません。
お金のやりくりに万策尽きた男はヤミ金経営者の指示に従って保険金詐欺に手を染めます。それは母親を列車事故に見せかけて殺すという恐ろしい計画ですが、考え直すことなくついに実行に移してしまうという実に怖い映画です。
映画だとはいえ、まんざら架空の出来事だとは思えません。現実でもどこかでこれと似たようなことが起こっているに違いありません。ひきこもりの行く末には、こんなに怖いことも待っていることもあるのかと思うと、この問題の深刻さを考えずにはいられません。
引きこもりは日本だけなのか?ドイツには引きこもりはいないというが
引きこもりは日本以外で韓国などでも見られるといいますが、欧米にはいないようで、特にドイツでは皆無だといいます。ドイツは子供が大人になると、家を出て親と別居するのは当たり前のことだそうです。
日ごろから親子共々別居ができるようになる日を待ちわびていると言います。日本のように大人になっても親と同居を続ける状態は想像することもできないようです。
したがって引きこもりが発生する余地はまったくないのです。日本に引きこもりが多いのは親子ともに考え方が甘いからです。
子供は家にいるとつい親を頼ってしまいます。それが高じて、知らず知らずのうちに深刻な引きこもりになっていくのです。つまり子が親に頼り、親が子をあまやかした結果がこうなのです。
日本の引きこもりをなくすには
これを防ぐには障害者などを除いて、子供が成人すると親と別居しなければならない(障害者など弱者を除く)と、法律でも定めたらいいのではないでしょうか。
それがムリなら、政府が一大キャンペーンを張ってでも、成人して親と同居することがいかに恥ずかしいことであるかを、人々に深く認識させることです。
なんとしても引きこもりやこれが元になって起こる8050問題を解消したいものです。
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