2019年11月18日月曜日

若者ことば「なにげに」と「ほぼほぼ」が嫌い

 
若者ことばに違和感を感じるのは年齢のせいではない
 
タイトルに「なにげに」と「ほぼほぼ」という若者ことばが嫌い、とはっきり書いていますが、なぜ嫌いなのかといえば、感性が合わないからです。
 
とはいえ、それは年齢のせいではありません。それが証拠に、若者ことばでも好きなものはあります。
 
たとえば人気漫才コンビサンドイッチマンがはやらせた「意味わからん」という言葉は大好きです。その他でも「半端ない」や「やばい」なども嫌いではありません。
 
年齢などは関係なく「嫌いなものは嫌い」という感じです。要は語感が悪く、見るのも聴くのも嫌なのです。したがって自らが使うなどはもってのほかです。
 

こうした若者ことばは一時だけの流行ですから、そのうち消えていくものでしょうが、どうせならできるだけ早く消えていってほしいものです。 


さてこれら二つの言葉の意味ですが、「ほぼほぼ」については想像がつきますが、もう一つの「なにげに」は想像ではわかりません。

ご参考までにネットに載っている二つの言葉の意味を下に記しておきます。

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何気に

読み方:なにげに

何気なく」(何気無く)を省略した若者言葉さりげない、特別な様子見せないさま。「さりげない」も「さりげに」と略されることがある
 
 

ほぼほぼ

「ほぼ」を重ねて強調した言い方。完全とは言えないまでも、おおむねその通りであると述べる際に用いられる表現三省堂が「今年の新語2016」の大賞に「ほぼほぼ」の語を選出している。

「ほぼほぼ」の意味・ニュアンス基本的に「ほぼ」と同じと言い得るが、使用者ごとに微妙にニュアンス異な場合もある。「ほぼ」よりもさらに確度が高いさまを示す意図がで用いられている場合あり得るし、「ほぼ」の語調強め意味合い重ねて述べている場合あり得る。単に口語では「ほぼ」という表現が短すぎては聞き逃されるという懸念から重ねて述べているだけ、ということあり得る
 
 
出典・Weblio辞書 

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使う人の言葉のセンスが疑われる
 
どんな言葉を使うかは使う人の自由で誰にも止める権利はありません。

「なにげに」は、つい最近もyoutubeの動画で聴きました。ただし視聴率の高い人気動画ではありませんでした。「ほぼほぼ」の方も夏場のプロ野球中継で解説者が使っているのを聴きましたが好きな解説者ではありません。

いずれも、聴いたときは「うーん」という唸り声が出るだけで、聴いて好い気はしませんでした。と同時に、いい年をしてなぜこんな言葉を使うのだろう、という疑問も残りました。
 
要は言葉に対する感性(センス)が悪いのではないか?という風に思っただけです。
 
 
ボキャブラリーが多ければ変な言葉は使わない
 
「なにげに」「ほぼほぼ」などの意味のはっきりしない言葉を使う人は、たぶんボキャブラリーが少ない国語力の弱い人なのではないでしょうか。

言葉の選択肢が少ないために、つい流行っているいい加減な言葉を使ってしまうのかもしれません。

言葉は大事です。言葉によって相手に信頼されたり、されなかったりするのですから、決しておざなりにすることはできないのです。それはネットの人気ユーチューバーを見てもよくわかります。
 
 
人気ユーチューバーは言葉づかいがうまい
 
最近注目を浴びているユーチューバーですが、人気がある人はたいてい言葉遣いが上手です。

おそらく人気が出た理由の半分ぐらいはボキャブラリーの豊富な巧みな話術にあるのではないでしょうか。要は聴いていて話が面白く説得力があるのです。

これからユーチューバーを目指す方は、ボキャブラリーを増やし話術を磨くことがいちばんの課題ではないでしょうか。
 
 

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