新型コロナウイルス給付金で
またもや目の当たりにした日本とアメリカの大きな差
かねてより「日本は米国に20年ぐらい遅れている」と言われてきましたが、はたして今その差は少しは縮まっているのでしょうか。
そう思いたいのが日本人としての人情です。しかし、ここへ来て、新型コロナウィルスの給付金に関しての日米の大きな差を目の当たりにして、それはムリなことだとハッキリ気付かされました。
新型コロナ給付金、日本は未だに支給方法でもたついているのに米国では早くも$1200の振り込みが始まった
4月16日、日本では新型コロナウィルスの給付金が特定の人への30万円支給から、一律10万円に変更することが決まりましたが同じ日に米国では早くも1200ドルの国民への振込が始まりました。
日本の10万円支給が早くて5月下旬に始まるとすれば、その差はなんと1ヶ月半にも及びます。1ヶ月半といえば45日です。いったいなぜこれだけ大きな差がつくのでしょうか。
ズバリ、それは日本とアメリカの仕事のスピードの差が原因なのです。
このスピードの違いはいったい何なのだ!
しかし、同じ人間が同種の問題を処理するのに、なぜこれだけ大きな差がつかなければいけないのでしょうか。
その答えは簡単で、たとえ同じ人間がすることであっても、仕事に対する判断とスキルには人によって大きな差があるからです。
かねてより日本は何かにつけて米国に比べて遅れていると言われていますが、この遅れを生み出しているのが判断力とスキルの差なのです。
仕事のスピードはどこで差がつくのか? 《仕事ができる人=仕事が速い人》
スピーディで的確な判断が良い仕事の土台になる
仕事を始めるには判断と決断が必要です。つまりどのような仕事を、いつ、どのように始めるかを決めなければいけないのです。
しかもこれにはスピードが要求されます。仕事は速いほど良いとされ、もたもたして遅ければ無能というレッテルを貼られるからです。
仕事ができる人=仕事が速い人
仕事は速いほど良しとされています。それはそうでしょう。世の中何事も生産性が大事だからです。
生産性は時間との勝負です。良い仕事を早くこなしてこそ、コスパの高い仕事として認められるからです。これには次のような条件が必要になります。
・判断力が優れている
仕事にはアイデアが必要です。それを生み出すのが判断力です。優れた判断力こそが良い仕事の原動力になるのです。逆に判断力が乏しければ仕事は順調には進まないばかりか、間違った方向に進むかもしれません。方向性を間違わず速くて良い仕事ができる人には優れた判断力が備わっているのです。
・決断力がある
上で述べたようにスピーディな良い仕事には優れた判断力が必要です。しかしそれだけでは不十分で決断力が伴わなければいけません。決断がなければ仕事が前に進まないからです。優れた判断力は決断力が備わってこそ仕事に対してスピーディに対処できるのです。
・知識とスキルが備わっている
スピーディな仕事に必要なのは判断力と決断力だと上で述べました。しかしこれら二つは精神面のことです。仕事は精神論だけでは成り立ちません。それに加え、知識と技術が伴うことが必要です。
まとめ:日米の差は判断力とスキルの優劣が生み出したもの
以上いろいろ書いてきましたが、今回の新型コロナウイルス給付金において、日米における大きな差が生じた原因を突き詰めて考えてみますと、結局は問題に対する判断力と処理のためのスキルに差があるからです。
今回の問題に限らず、あらゆる点でいつまでたっても米国に追いつけないのは、日本は米国に比べて判断力と問題処理スキルの面で大きく劣っているからに他ならないのです。
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