40度の猛暑を生き残った?あなただからこそ
久しぶりに逢った知り合いから「まだ生きてたの?」などと、失礼とも冗談ともとれるあいさつ言葉をかけられることがある。
しかし、今年はこう言われても誰もムカッとしないのではなかろうか。なにしろコロナ禍の中での連日40度近い猛暑で
すでに東京だけでも150人近い人が熱中症で死んでいるからだ。全国ではおそらくこの数倍に及ぶだろう。
すでに東京だけでも150人近い人が熱中症で死んでいるからだ。全国ではおそらくこの数倍に及ぶだろう。
コロナ禍だけでなく、この猛暑で誰もが死の淵に立たされていて、死が他人事ではないと思えるのだ。
だから「まだ生きていたの?」と言われても腹が立たないのだ。
寝ている間にポックリ逝くのだから、考えようでは・・・・
熱中症では多くの人が自宅で寝ている間に亡くなっているという。
寝ている間に死ぬということは、苦しむこと無く知らない内に死んでしまうのだから、ポックリ病のようで、考えようでは楽な死に方ではないだろうか。
ただ聞こえはあまり良くない。たいていの人がエアコンを掛けない状態で死んでいるようだから、電気代をケチって死んだようで貧乏くさい。
それ故に死に方としては楽であっても、イメージがあまり良くない。
熱中症で死ぬのは貧乏人だけなのだろうか?
ところで、熱中症にかかるのはエアコンをつけないから、が最大の理由に挙げられている。
エアコンを付けない理由を考えてみると、まず体質的なエアコン嫌い、次は昔から電気代が高いというイメージを持っている高齢者は光熱費を節約するために、熱くても我慢してエアコンをかけないことが多い。
その我慢が度を越して、ついに熱中症で生命を奪われてしまうのだ。
ということは熱中症で死ぬのは電気代を心配する貧乏人だけなのだろうか。金持ちは電気代を気にしないから死ぬことはないのだろうか。
これについてはっきり分かる統計データはないのだろうか。「収入別熱中症死亡者数」とかなんとかの。
それはともかく、今日もまだ40度近い猛暑は続いているので、知り合いの高齢者の誰かに、「まだ生きてる?」とメールでもしてみようか。
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