言うまでもなくイギリスと聞けば誰での紳士淑女の国という代名詞を思い浮かべます。
紳士淑女といえば上品な人たちです。上品な人たちは当然のごとく清潔な人たちでもあるはずです。
ところがです。その上品で清潔な人たちが住むイギリスで公園や野原に野糞が氾濫しているというのです。
にわかには信じがたい話ですが、最近の新聞に詳しく報道されているのです。はたした本当なのでしょうか?
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英国でトイレ危機 草むらで続出、女王の居城までも被害
ロンドン=下司佳代子
朝日新聞電子版 2020年7月24日 20時00分
新型コロナウイルスの感染抑止策の緩和が進み、陽光に誘われ外出する人が増える英国で、「トイレ問題」が浮上している。ニーズの高まりに対し、公衆トイレの閉鎖や公共施設などの休業により使えるトイレが少なく、草むらで用を足す人が続出。女王の居城も被害に遭っている。
バルモラル城はエリザベス女王が例年、夏の休暇を過ごす場所。森林に囲まれ、一帯は観光客にも人気だ。スタッフは「小便をする必要がある時は湖や小川から少なくとも30メートルは離れて」「大便は建物や水路から極力離れ、排泄(はいせつ)物は浅く掘って埋めて」という指示も付け加えた。
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