かの板東英二氏がとても切れやすくなっている、というが
ヤフーニュースを見ていたら最近はテレビに姿を見せることが無くなったかの板東英二氏の近況を伝えるニュースが載っていた。
80歳になった彼は最近になって唯一残っていたラジオ番組の仕事を辞め、家も転居してどこかへ行ってしまった、というような内容だったが、
余談として最近はとても切れやすくなっている、とも書いてあった。
これを読んで思った。
そうか、彼も80歳になったのか。けっこうな高齢者ではないか、この年令だと仕事を引退しても何も不思議はないが、切れやすくなったというのはどうなのだろう?
老人特有の怒りっぽさが出てきたのだろうか。それとも生来短気で不機嫌な性分なのだろうか。
でもそんなこと何も彼だけじゃない、彼より少しだけ年下の自分だってこの頃は怒りっぽくなっているではないか。
現に今日だって些細なことでコンビニ店員に切れたじゃないか。
でもいったいなんで切れたの?
今日も1回切れてしまったが、原因は?
レジ袋はいかがしましょうか、とコンビニ店員は訊いたが
最近はレジ袋が有料になったので、コンビニのレジでは必ずこのような質問があるのだが、いつも応えはゼスチャーでやることにしている。
言うまでもなく首をタテに振れば「要る」で、横なら「要らない」である。
今日も同じセリフで質問があったので、いつものようにクビをタテに振った。
しかし女性店員は意味がわからないのポカンとした表情で突っ立ったまま行動を起こさない。
「おかしいなあ、他のコンビニではすべてこれで理解してくれるのに」と思ったが、念の為にもう一度首を縦に振ってみた。でもこれにも反応しない。
その店員があまりにも鈍いのでカチンときて、表情を厳しくしてレジの台を手の平でバーンと強く叩いたのだ。
それでようやく気がついたのか。店員はおもむろにレジ袋に商品を入れ始めた。
切れたと言っても、厳しい表情でレジの台をバーンと叩いただけだが、後味は良くはなかった。
要は訊くセリフに問題があるのだ
でもなぜあれくらいのことで切れてレジの台をバーンと叩いてしまったのだろうか。
実はこの店員はもう何年もこの店にいる古株だが、接客マナーがもう一つで、何が原因だったか忘れたが以前にも少し揉めたことがあったのだ。今回もおそらくその先入観もあったからのことに違いない。
こう思いながらその後少し反省した。
でも他のコンビニではこの件で腹が立ったことはないのにどうしてこの店では・・・?
こう考えていて気がついた。他のコンビニでは質問のセリフはたいてい「レジ袋はお要りようでしょうか」と訊いていることに。
要はこの店の質問のセリフに問題があるのだ。「レジ袋はお要りようでしょうか」だと、クビをタテに振れば「要る」を意味し、横なら「要らない」ということは誰にでもわかる。
しかし「レジ袋はいかがいたしましょうか」だと、新人だったり少し鈍い店員の場合、首をタテに振るのが「要る」で、横が「要らない」をとっさに理解できないこともあるのではないか。
ということは質問のセリフが悪いのだ。要はこのコンビニの店員に対する教育が不足しているのだ。
と、こう気づいたのだ。
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老人が怒りをコントロールできないのはなぜ?
精神科医・和田秀樹さんによると
人は老化すると「怒りを抑えるブレーキ」が利かなくなると言う。
人間は年齢を重ねるほどおとなしくなる、感情が柔らかくなると言われますが、これは正しくはなく、年齢を重ねるとホルモンの減少などで活動的ではなくなるのですが、老化による脳の萎縮で“怒り”という感情を抑えるブレーキは利きにくくなる。
そのため、普段はおとなしくても怒ったときに感情の歯止めが利きにくくなるのだ。
それだけではなく今は年寄りを邪魔者扱いする社会的風潮がある。それゆえに家族や社会に邪魔にされる、迷惑をかけているという自責の念も「キレる」ことにつながるのではないだろうか。
でもなぜ、年齢を重ねると怒りのブレーキが利かなくなるのだろうか?
それは年齢を重ねると脳の萎縮が進み、理性的なブレーキをかける前頭葉が衰えるからだ。
脳は部位によって役割が異なり、このうち脳の高次機能に影響する「大脳皮質」は、感情や記憶などに影響する「前頭葉」、言語理解などに影響する「側頭葉」、視覚情報の処理などに影響する「後頭葉」、計算能力などに影響する「頭頂葉」の4領域に分けられる。
このうち、人間らしい理性につながるのが前頭葉なのですが、ここは他の領域に比べると老化で衰えやすいことが分かっています。
そのため、若い頃は「これ以上怒ってはいけない」と我慢できることでも、年齢を重ねると我慢できなくなるのです。
この項出典・FNNプライムオンライン
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