2020年11月24日火曜日

これが戦時標語だ!コロナ禍を嘆く人は戦時を回想するのも一考

  コロナ禍は別名コロナ戦争と呼ばれています。でも本当の戦争はこんなものではありません。

例えば太平洋戦争が終わった年の昭和20年、日本人の平均寿命は、驚くべきかな男性23.9歳、女性37.5歳となっていました。

食べ物も薬もなく、幼児がどんどん死んでいく、戦地では若者がたくさん死ぬ。内地でも空襲で大勢の人々が殺される。

その結果こんなに恐ろしい数字になったのです。

そうした時代に出されたのがこの戦時標語なのです。




戦時標語とは

日中戦争や、第二次世界大戦の戦時下に作られた日本の標語です。


戦時下では、国民に向けた 戦意高揚生活統制精神動員 などのための標語が盛んに作られました。


これらは、戦争標語、戦時標語、戦時下標語などとも呼ばれ、国策標語などと呼ばれるものの一つです。


第二次世界大戦下では、「米英を消して明るい世界地図」(昭和17年〈1942年〉大政翼賛会神戸市支部)などの大胆な標語や、「科学戦にも 神を出せ」(昭和17年〈1942年〉中央標語研究会)などの神頼みの標語も見られます。


第二次世界大戦の終結は 1945年〈昭和20年〉(今から75年前)で、その年の標語としては「米鬼を一匹も生かすな!」「一億火の玉 造れ戦力」などが見られます。

                  

 出典:ちょっと便利帳


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