「韓日逆転」韓国で衝撃の書籍出版
韓日逆転
衝撃の本 韓国で出版
「克日」が今や現実に 「韓日逆転」を解く新刊=韓国
【ソウル聯合ユース】韓国人の心に長らくあった日本を追い越そうという「克日」が現実のものになりつつあると主張する書籍が、このほど韓国で出版された。韓国政府系シンクタンク、東北アジア歴史財団の李明贊(イ・ミョンチャン)名誉研究委員が著書「日本人が証言する韓日逆転」で、韓日間の力関係がひっくり返ろうとしている要因を日本人の証言と資料から探った。
同書によると、植民地支配からの解放後も韓国は経済、社会、文化面で日本に後れを取り、そのため韓国人は「克日」の感情にとらわれ、これが時に「反日」、時には日本に学ぶべきだとする「崇日」という矛盾した現象を生み出した。だが今、韓日間の力は逆転しようとしているという。
同書は、京都精華大専任講師の白井聡氏の著書で、敗戦を否認するために敗北が続くという戦後日本の構造を指摘した「永続敗戦論」を紹介。その上で、日本の敗戦の否認が「嫌韓」の根源になったと説明した。韓日間の国力の劇的な変化が結果的に日本社会の右傾化を加速させ、それが韓日間にあつれきを引き起こす主因になったとした。
また、日本の相対的貧困率、年金の所得代替率、教育への公的支出額の対国内総生産(GDP)比といった指標を取り上げ、「先進国として恥ずかしい水準」と指摘した。また、経済協力開発機構(OECD)の資料を基に、2017年に韓国の1人当たり購買力平価GDPは4万1001ドル(約425万円)で、日本(4万827ドル)を抜いたとした。
著者は「わが民族が長い間願ってきた『韓日逆転』の瞬間が近づいていることを証明するのがこの本の目的だ」と説明。「越えられない4次元の壁(努力では越えられない壁)、日本」と「弱小国、韓国」の図式はもはや存在しないと強調した。
著者は慶応大で博士課程を修了するなど、日本に10年ほど留学した経験を持つ。帰国後は東北アジア歴史財団で韓日関係を研究している。
聯合ニュース
出典・朝鮮日報日本語版 2021 1・16
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