読める人いますか?
空流、 天、 絆希、 希星、 月雫、 詩空
上にあるのはすべて実在する新生児男女の名前です。しかしこれを読める人がいるでしょうか?
おそらく皆無と言っていいのではないでしょうか。
答えはは次のようになります。
空流(くうる)
天(しえる)
絆希(ばき)
希星(きらら)
月雫(るな)
詩空(しずく・しえる)
(注)明治安田生命保険調べ
デメリットがこんなに多くあるのに
キラキラネームにはユニークさや覚えられやすいことなどメリットも若干ありますが。それに比べてデメリットが多すぎます。これだと生きていく上では明らかに不利です。にもかかわらず、なぜつけるのでしょうか。
(キラキラネームのデメリット)
・人に読んでもらえない
・恥ずかしい思いをする
・イメージとのギャップを指摘されやすい
・キザで変わっていると思われる。
・書類選考で損をする
・親の品性や知性が疑われる
東大の生徒名簿は読みやすく、高校球児の選手名簿が読みにくいのはなぜか?
東大卒の人気テレビタレント林先生は「高校球児のリストには読めない文字が多いが、東大の生徒名簿はほとんど読める」と言っています。
一体これは何を意味しているか、おわかりでしょうか。
スバリ、高校球児と比べて東大の生徒にはキラキラネームが少ないからです。
さらにいえば、高校球児と東大生では名付け人である親の頭脳に明確な違いがあることを暗に示しているのです。
キラキラネネーム、親の顔が見たくなる
それにしても親は何故子どもにキラキラネームをつけるのでしょうか。ひょっとして親の方もそうなのでしょうか。キラキラネームとまでいかなくても非常にユニークな名前だったりとか。
でも、上でも書いたように、キラキラネームにはデメリットが多く、メリットはそれほどありません。
それを承知の上でのことなのでしょうか。どうもそうとは思えません。
子どもができた嬉しさで舞い上がって熟慮することなく安易な気持ちでつけてしまったのかもしれません。
要するに子供のネーミングに関して思慮が欠けていたのです。
一体どんな親なのでしょうか?
「一度顔が見てみたい」と思うのは私だけではないはずです。