2022年12月27日火曜日

日本語にはなぜ「愚妻」「愚息」「粗品」などの侮蔑(蔑視)語があるのか

 


ある著名な評論家のエッセイを読んでいると文中で奥さんや息子さんのことを愚妻とか愚息と何度も書いているのでそれが気になって仕方なかった

それにしても愛する家族のことをなぜこういう呼び方をするのだろうそもそも愚妻とか愚息というのは侮蔑語ではないのか

したがって家族をそんな言葉で呼ぶことは非常にはしたないことではないのかと怪訝に思うのだが

愚妻や愚息は今では死語とも思しき言葉ではないのか

高名な学者であり名エッセイストとして評判の高いこの方がなぜいまだにこのような言葉をつかうのだろうか


下でご紹介するのは読売新聞発言小町に載った夫の愚妻愚息発言に対する妻の苦言を綴ったユニークなコラムである


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愚妻っていうな

20166514:40

 

夫がよく外で、「うちの愚妻がって言います


これでもこれでもMARCH出てるし一流企業に勤めてましたけど()


あと息子のことを愚息って言うな



一流大学付属高校に通っている息子のどこが愚かなんだよー


アメリカ人は

僕のビュリフォなワイフにぞっこんなのさっと言って見せびらかすんだってば





出典読売新聞発言小町」)

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まったく同感である

名門大学出で一流企業勤務の奥さんや難関高校のエリートの息子さんたちが

なぜ愚妻や愚息なのだろうか

ついでだが人にものをあげるのに粗品ですけどという神経はいったい何なんだろう


意味わからんとはまさにこのこと

 

 

 



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