山陽電は甲子園球場行きの阪神電車に直結しているため阪神ファンが多く利用しています。
それ故に甲子園球場や阪神タイガースに関する広告がよく掲載されます。
今回見た2種類のものも甲子園球場の阪神タイガースの試合の宣伝ならいいのですが、どうもいつも見るものと感じが違うのが気になります。
それは2つの広告のどちらにもあるAREという大きな文字です。
いつのまにか「アレ」を優勝の代名詞にしてしまった
阪神タイガースで「アレ」という言葉が使われ始めたのは岡田監督になってからだ。
岡田監督がなにげなく「監督になった以上はもちろんアレを目指す」と発言したのが発端だが、もちろんアレは優勝のことである。
岡田監督の発言以来、アレはまたたく間にはやりだし、選手だけでなくファンやスポーツニュース関係者などに広く使われ始め、いつのまにか「アレという言葉は優勝の代名詞になってしまったのだ
アレをAREと英字表現するのは悪乗り
AREをスローガンにするには無理がある
この「アレ」ブームを球団が見逃さなかった。開幕前に大流行したのに目をつけて、さっそくこれを今期の阪神タイガーススローガンに決めたのだ。
しかし下に示したように、ARE(アレ)に対する意味づけが、Aim, Respect, Empowerというのはどうだろう。
いかにもこじつけ風で、どうみても上手くマッチしているとは思えず、安易な語呂合わせでナンセンス。
アレをAREとして、Aim,Respect,Empowerの3語を
(スローガンの意味は)
《このスローガンには “個人・チームとして明確な目標(Aim!)に向かって
野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ち(Respect)を持って取り組み
個々がさらにパワーアップ(Empower!) することで最高の結果を残していく”という想いが込められています》
出典:阪神タイガース球団
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