始めた当時はランサーなどクラウドソーシングはまだなかった
前にも書きましたが、私がWebライターを始めたのは69歳のときで、今から10年ぐらい前ですが、当時は今のような、例えば、ランサーズとかクラウドワークスなどのようなライターに仕事を提供するクラウドソーシングはまだ盛んではありませんでした。
したがってライティングの仕事は企業から直接発注を受けるか、あるいは個人経営の小さなライター募集エージェントから得るのが普通でした。
このように当時はまだWebライター市場がじゅうぶん発達しておらず、競争原理が働かないため報酬の幅が狭かったといえるのではないでしょうか。
つまり、報酬の多くが1文字1円前後に集中しており、今クラウドソーシングが提供する案件にあるような1文字2円とか3円以上という好条件の案件がほとんど見受けられませんでした。
ウェブの記事はこうして書く
記事を書く前にグーグル検索ページ上位10位までの記事のキーワードを調べる
Webライターとしての記事の書き方を具体的に述べてみますと、まず最初はテーマをgoogle検索にかけ、検索結果の1ページ目に出てきた記事から主要なキーワードを拾っていきます。
なぜこうした作業が必要なのかと言えば言えば、記事を書くことが仕事とはいえ、Webライターとなると雑誌のような紙媒体のライターに比べて書き方が異なってきます。
なぜなら紙媒体の読み物は実物を手に取って読むのですが、ウェブ上のものは本のように手に取ることはできません。記事を読むためにはまず検索が必要になります。
その検索によって必要な記事を画面にUPさせるのです。必要な記事を出すためには検索のキーワードが必要になりますが、それは求める記事に対して関連が深いワードであるほど、より望ましいものを得ることがでるのです。
つまり求める記事のためのより良い検索ワードを得るために、上の項で書いたように、事前に検索結果1位から10位までのキーワードを調べるのです。
記事の資料にする本はいろいろ買った
Webライターが書く記事は領域が広いため種類が多く多種多様です。ありとあらゆる幅広い業種から注文があるからです。
そうした記事を書くために、書き手には高度でかつ幅広い知識が要求されるのはもちろんのことです。
とはいえ事前に頭に入れておける知識には限界がありますから、足らないものはその都度調達します。
どのようにして得るかといいますと、最も多いのがネット情報です。google検索によって記事テーマに関する情報をゲットするのです。
でもそれだけでは不十分です。というのは、ネット情報はたいていのWebライターが利用しているため情報のバッティングが多くなり、その結果、似通った記事が生まれる可能性が高いのです。
似たような記事が多ければ、他と差別化を図ることができませんから、当然の結果として記事の価値が低くなります。
これを避けるためには、ネットばかりに頼らず、他の情報ルートを探るべきです。その一番手となるのが書籍です。
書籍はネット検索検索のように手軽ではないため、情報収集手段として誰もが使うことはありません。その結果競合が少なくなるため、希少性の高い新鮮な内容の記事ができるのです。
タッチタイピングができないと話にならない
Webライターに大切なことは、文章技術だけではありません。これと同じぐらい大事なことがもう一つあります。それは書くスピードです。といっても手書きでやるわけではありませんから、、そちらの方のスピードは関係ありません。
言うまでもなく、WebライターはパソコンにあるWordなどワープロツールを使います。それによりキーボードでタイピングして文字を入力していくのです。
タイピングは技術ですから個人差があります。特に差があるのはスピードです。それはタッチタイピングができるかどうかで、スピードの天地の差があるからです。
タッチタイピングとはキーボードの文字を見ずに打つ方法です。つまり、目をキーボードではなく、参考資料の方にやって文字を打つのですから、いちいち手を止めることなく、タイピングのスピードがスムーズで速く進みますから、結果として記事の完成が速まるのです。
文字数で勝負するWebライターに求められるのは、なんといっても時間効率です。それゆえにWebライターにとってはタッチタイピングの技術は欠かせない大切な要素です。
納品した記事はコピペックチェックツールで調べられられる
執筆を終えた記事は発注者へ納品します。納品の仕方はメールに添付して送るという簡単なものです。
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