プロセスを踏まないと良いコンテンツはつくれない
私のブログ「生涯現役日記」は、いわゆる稼がないブログで、ジャンルとしては趣味ブログに入ります。
でもいかに利益の出ないブログとはいえ、力を抜いて気楽に書くわけにはいきません。たとえ趣味ブログとはいえ人に読んでもらわないとつまらないからです。
そうなのです。ブログは人に読んでもらってこそ価値があるのです。もし誰にも読んでもらえなければ、書く意味も、続ける意味もなく、早晩更新の意欲を失ってしまうでしょう。
要するに更新のためのモチベーションがなくなるのです。そうなってしまうのはやりがいが生まれないからです。
これを避けるためには、何としても人に読んでもらえる良いコンテンツを創らなければなりません。
良いコンテンツとは読者が 面白く読めて、その上ためになるもの です。おもしろくてためになるコンテンツをつくるためには入念な準備が必要になります。
日記ブログだといっても日常の出来事を綴るわけではありません。見ず知らずの庶民の日常の出来事など誰も興味がなく、そんな日記を読もうと思う人はいないでしょう。
したがっておもしろくてためになる記事を書くには、テーマを広く社会に求めなくてはなりません。
それには取材が必要になります。この取材活動こそが、人に読んでもらう記事づくりのための最も大事な活動になのです。
以下私15年間続いている私のブログ「生涯現役!!日記」における、コンテンツづくりのプロセスについて書いていきます。
(1)取材(読書と街の散策)
ブログにはネタが必要なことは言うまでもありません。そのネタも読者にとって魅力的で、かつ新鮮なものに限ります。でも長く続けていれば、ネタはおいそれとは見つかりません。
15年の間に2000件以上のコンテンツを載せてきましたが、良いテーマだと思っても、調べてみると、過去にすでに取り上げたことがある(バッティング)するものであることが珍しくないのです。
そうならないためには取材活動が欠かせないのです。私の場合の取材は読書(主に紙の本)と近隣都市での街の散策です。
では便利なネット検索はどうかというと、ネタ探しにはほとんど使いません。なぜなら似通った情報が多くコンテンツの独自性が失われる恐れがあるからです。
読書や街の散策などだと、対象が多岐に及ぶだけでなく、本人の個性が反映されますから、バッティングすることが少なく、独自性を保ったネタを見つけることができるのです。
これに加え自分が過去に経験(学習も含む)してきたこともテーマにしますが、これにも本人の個性が現われますから、テーマとしての独自性は保たれます。
(2)テーマとタイトルの決定
読書や街の散策などで得た知識や情報の中からブログのコンテンツに適したテーマを見つけます。とはいえ見つけたものがすべてテーマになるわけではなく、見直してみればどこにでもあるような平凡な事柄でしかないことが珍しくないのです。
良いテーマはオリジナル性や斬新さを保ちながら、人の心を掴むキャッチ―なものでなければなりません。そうした事柄はそれほど多くあるわけではないのです。
(3)Wordでコンテンツ作成
コンテンツの下書きはWordで行います。書き方はなるべくベタ書き風に行います。それにあまり深く考え込まず、スラスラ書くことに努めます。
行間隔や体裁などを整えながら熟考して書いていると時間がかかるだけでなくペースに乗れないからです。それは推敲の段階でやることにして、この段階ではスピードを重視することにしています。
(4)グーグルドキュメントへ移動して推敲
Wordによる下書きが終われば、今度はそれをgoogleドキュメントに移します。
なぜこうするかといえば、ドキュメントは誤った文字や文章を修正してくれるだけでなく、読みやすいフォントのAriaiに変更してくれるからです。別のフォントがダメと言うことはないのですが、なぜだかAriaiに愛着を感じているのです。
(5)bloggerへ出稿
書き終わったコンテンツをすぐブログへ出稿するのではありません。なぜなら良いと思って採用したコンテンツも日を変えて読み返してみると
最初の思いとは裏腹に、ありふれたつまらないことのように感じて、果たしてこれを載せてもいいものかと、迷いが生じてくるからです。
そんなときはいったん出稿を保留にして、後日あらためて見直してみることにしています。
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