アメリカの出版業界情報誌「パブリッシャーズ・ウィークリーは世界の出版社ランキングの上位60社を発表していますが、その順位(抜粋)は以下のようになっています。
これによりますと世界最大の出版はイギリスのメディア・コングロマリット、ピアソンで、売上高は91億5800万ドル(約9,235億円)。教育関連の出版が事業の主体で、日本では教科書出版社の桐原書店を傘下に置いています。
2位はオランダ、イギリス、アメリカに拠点を置く出版・情報サービス会社、リード・エルゼビアで、59億3400万ドル(約5,984億円)。学術やビジネス系書籍の出版が中心となっています。
3位は国際的な情報企業、トムソン・ロイターの出版事業部門で、53億8600万ドル(約5,984億円)。
一方、日本の出版社では、集英社(14位)、講談社(15位)、小学館(18位)、角川書店( 24位)、学研(27位)、文藝春秋( 50位)、新潮社( 54位)の7社が上位60社に入っていますが、未曾有の出版不況にある日本の会社にしては、善戦していると言えるのではないでしょうか
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世界の出版社・売上ランキング(BEST・60) 抜粋
1位 ピアソン (9,235億円) 英国
2位 リード・エルゼビア (5,984億円) 英、蘭、米、(合弁)
3位 トムソン・ロイター (5,431億円) 米国
4位 ヴォルタース・クルーワ (4,806億円) オランダ
5位 ランダムハウス (3,356億円) ドイツ
14位 集英社 (1,476億円) 日本
15位 講談社 (1,379億円) 日本
18位 小学館 (1,265億円) 日本
22位 中国出版集団公司 (1,113億円) 中国
23位 鳳凰出版伝媒集団 (1,085億円) 中国
24位 角川書店 (1,008億円) 日本
27位 学研 (945億円) 日本
50位 文藝春秋 (301億円) 日本
54位 新潮社 (247億円) 日本
(注)2012統計による
FC2 世界ランキング統計局より
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