寿司をにぎるときはビニールの手袋をつけるべきか?
安部総理がオバマ大統領を銀座のすし屋で接待したことで、また寿司の格が一段あがりました。
「おまかせメニューが3万円~」ということで、特上すし20貫が出てくると新聞に書かれていました。
ということは1貫1500円ということですが、うーん、これだとパートの時給でも手が届かない。
こんなことを言ってぼやく庶民もいるかもしれません。
でも、和食が世界中で注目されている今、オバマ大統領をすし屋でもてなしたのは粋なはからいで、大成功だったのではないでしょうか。
お世辞かどうかは知りませんが、これまで食べたもので最高!などと、その味を絶賛していたではありませんか。
それはともかく、ここで寿司に関してひとつ問題提起があります。それは ”寿司を素手でにぎる” ことに対してです。
随分前のことですが、街の公衆トイレで顔見知りのすし屋の職人を見ました。制服姿でしたから、多分休憩時間か何かだったのでしょう。
その彼、トイレから出るときに、なんと手を洗わずに出ているではありませんか。
これには非常に驚きました。それまでにもトイレから手を洗わずに出る人は時々見ることがありましたが、素手で寿司を握る職人ががまさかそんなことをするとは思いもよりませんでした。
彼の店はトイレから近いところにあるのですが、「ひっとして彼は店に戻って、あの手でまた寿司をにぎるのだろうか」と、思わずそんな風に想像してしまいました。
それ以来、その店に足を運ばなくなったのはもちろんのことです。
”寿司を素手で握る”これは何もいま始まったことではなく昔からそうです。
でも、これに抵抗を覚えることはこれまでよくありました。素手で握ることが許されるのは、清潔感がある人だけです。
したがって、制服が汚れていたり、髪の毛が伸びていたりするような清潔感がない人が素手で握ることには抵抗を覚えるのは、私だけではないと思います。
ですから、素手で寿司を握ることが許されるのは清潔感しだいなのです。
こう考えている人は多いはずですから、寿司職人はよく理解しておく必要があるのではないでしょうか。
海外ではいまこの問題がよく取り上げられているようです。
寿司を手袋をして握るのは難しいという職人もいます。でもこれは工夫と訓練の問題ではないでしょうか。
食品を扱う人がビニール手袋をするのは、今や常識になっています。これは衛生を考えると当然のことではないでしょうか。
寿司職人だけが例外であって良いはずがないと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか。
以下はネットにあった、寿司と手袋に関するニューヨークの寿司店事情です。
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素手で握ったら店が閉鎖!?ニューヨークでは寿司は手袋をして握らなければならない・・・?
日本の伝統的料理の1つ、握り寿司。
ここ数年の間に、アメリカでは数多くの寿司屋(SUSHI BAR)がオープンし、連日多くの客で賑わっています。
そんな中、ニューヨークの寿司屋では寿司を握る際、少し変わったルールがあります。
それは、素手で寿司を握ってはいけないというルール。
ニューヨークでは、寿司を握る際は必ず手袋をして握っているのです。
一体なぜ、素手で寿司を握ってはいけないのでしょうか。
海外の噂・裏技・裏話_ニューヨークでは寿司を素手で握ってはいけない
引用:http://tomoesushi.com/
理由は、ニューヨークの州法では非常に厳しい衛生基準が定められている為。
生の食材を調理する際は、素手で食材に触れることが禁止されているのです。
店が衛生基準を守っているかは、抜き打ち検査で調査されます。
もし違反している場合は、最悪店が閉鎖となることもあります。
厳しい基準を設けるのは客側にとってはありがたいものの、寿司を手袋して握るというのは少し違和感がありますね。
「じゃみlog」 より引用
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