2017年11月7日火曜日

タイピングやっていますか? ・ タイピングは今や現代人の必須スキル




文章を書くのにタイピングは不可欠

皆さんは原稿用紙を使ったことはありますか?
よく懸賞論文の募集記事などで見かけますが、文字数の規定の欄で、「400字詰め原稿用紙20枚以上」という風に使われているあの原稿用紙のことです。

この原稿用紙、以前は文房具屋さんに行けばどこでも簡単に見つけることができました。でも今では扱っている店は滅多にありません。理由は明白で需要がなくなったからです。

なぜ需要がなくなったかと言えば、今ではほとんどの原稿がパソコンで書かれ、原稿用紙を使って手書きで書く人がいなくなったからです。

とはいえパソコンが苦手な高齢者など、一部ではいまだに原稿用紙を使う人もいます。でもそうした人たちはあくまで少数派です。

こうした世の中の変化に合わせて、これまで最も多くの原稿用紙を取り扱ってきた出版社でも、徐々に手書き原稿廃止の方向に進んでいるようです。

それをよくあらわしているのが論文や小説などの公募作品の世界です。

数ある募集の中には原稿用紙による手書き原稿を認めないところも出てきているのです。

つまり応募作品は手書き不可で、パソコンで執筆し保存したものをメールに添付して送らなければだめなのです。

公募でも「手書き原稿不可」になっているケースが多くなった

小説や論文などの公募作品の応募規定には文字数の決まりがあります。これは作品の長さ(量)を定めるための文字数についての規定です。

この場合たいていは「400字原稿用紙200枚から300枚」という風に書かれていることが多いようです。

これは、多くの人が過去長い間原稿を書く際は400字詰め原稿用紙を使ってきており、これを引き合いに出せば分かりやすいからです。

「400字詰め原稿用紙~枚」という風に示せば、原稿の量がピンとくるのです。

とはいえ、今ではほとんどの人がパソコンを使って書きますから、原稿用紙の枚数と併せて「A4用紙、縦書き40文字×30行」という風にパソコン用の書き方も記述されています。

これらに加えて最後に「手書き原稿不可」と書き添えられているケースも少なくないのです。


手書き原稿は読み難い上に取り扱いが不便

でも出版社は人々が長く親しんできた原稿用紙による手書きの応募をなぜ不可とするようになったのでしょうか。

それはパソコン原稿と比べて手書きにはデメリットが多いからです。

まず第一のデメリットは、手書きによる文字にはそれぞれの書き手にクセがあるため、読みにくい場合が少なくないからです。

2番目は修正に時間がかかることです。原稿用紙に書かれた文字を修正するには、いったん消しゴムや修正液を使って消し、その後で新たな文字を書かなければならず、手間と時間がかかります。

その点パソコンならdeleteキーを使うと一発で簡単に消去でき、新たに書き加えることができます。

3番目は保存に手間がかかり場所がいることです。一編が原稿用紙何百枚にも及ぶ多数の応募作品を保存するには手間だけでなく保管場所が必要になります。

パソコンだと、どんなに長い原稿でもキー操作だけで簡単にパソコン内に保存できますから手間も場所もいりません。

これだけ書けば、なぜ出版社が手書き原稿を不可とするのかお分かりになったと思います。

要するに原稿用紙による手書き原稿は、今では時代遅れの不便な方法でしかないのです。

パソコンでモノを書くのならタッチタイピングに限る

タイピングとはパソコンのワープロ機能を使ってキーボードで文字を打つ(入力する)ことを言います。

それにはキーボードの文字を一づつ指で押して入力していくののですが、タッチタイピングなら、キーボードを見ずに文章面に目をやりながら文字をタイプすることができます。

文字の位置を指(頭)が覚えており、キーボードを見なくても打てるのです。そのため入力スピードがうんと上がって原稿執筆の時間が大幅に短縮できます。

文字数の多い長い原稿を書く際はタッチタイピングの効果は絶大です。

パソコンでモノをを書く場合、タッチタイピングのスキルの有無で入力スピードには雲泥の差が出てきます。

仕事で原稿を書くにしろ、趣味のブログを書くにしろ、生産性やコスパを考えるとスピードは不可欠です。

そのためにもタッチタイピングスキルだけは是非とも身につけたいものです。

0 件のコメント: