生産性という本を誇らしげに持ち歩いている若い女性がいた
このところ生産性という用語がにわかに脚光を浴びているようです。
先日もバスの中で若い女性が表紙に「生産性」というタイトルが大きく書かれた本をいかにも「トレンディな本ですよ」とでも言わんばかりに、誇らしげに腕に抱えていたのを目にしました。
ごく最近、ある女性国会議員によるLGBTの生産性に関する不適当な発言があり、それが原因でいま生産性が注目されているのです。
LGBTはともかく、生産性は誰にでも関わりのある大事なテーマです。これを機に私たち一人一人が自身の生産性について考えてみてはどうでしょうか。
つまり個人として自分自身の生産性を測ってみるのです。
でも、生産性とはそもそもどんなことを言うのでしょうか。まずはその意味を押さえておくことから始める必要があります。
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生産性とは
仕事における生産性とは、労働時間に対して成果がどれだけ得られたのかということを言います。労働者一人における1時間あたりの生産性は「労働者生産性」と呼ばれます。
仕事を効率化し必要な仕事とやらなくていい仕事の取捨選択を行うことで、生産性をあげることができます。成果につながらない仕事を業務だからと惰性で続けるのではなく、本当に必要な仕事に集中して取り組むことができるよう見直しをすることが大切なのです。
生産性が高まれば、同じ労働時間でもより多くの利益を上げることができるようになり、残業にかかる人件費を削減することもできます。
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生産性の算出は?
生産性は「アウトプット(産出量)をインプット(投入量)で割った」計算式で算出されます。
アウトプットとは企業が生み出した商品、サービス、価値などの産出量を、インプットとは人・物・資本などの投入量を指しており、この数値が大きければ生産性が高く、国際的にも経済社会において生き残ることが可能と捉えられているのです。
経営者にとっては会社の存続から成長発展の可能性の指標として、この値は無視できない数字といえるでしょう。生産性が高ければ、コストカット効果、労働時間の短縮による賃金の抑制や社員の余暇の充実など、広義でアウトプットに属するメリットにもつながります。
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いかがでしょうか。上の説明で生産性の意味や算出方法は理解できたのではないでしょうか。
これをもとに自分自身はどうかを測ってみるのですが、はたしてどんな結果が出るでしょうか。
生産性に見合う人は少ない
生産性を個人別に眺めてみると、結果は一律ではなく、良い人、普通の人、悪い人、というふうに分かれるでしょう。
生産性のあるべき姿は、良い人の割合が多く、悪い人が少ない事であるのは言う迄もありません。
しかし簡単にそうはいかない故に、あえて生鮮性が問われることになるわけです。
しかし簡単にそうはいかない故に、あえて生鮮性が問われることになるわけです。
企業活動においては生産性こそが最大の力であり、これが良好であってこそ、利益を上げていくことができるのです。
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そもそも国会議員は生産性に見合うのか?
そもそも今回生産性が問題になったのは一人の女性国会議員がLGBTは生産性が無い、と発言したからです。
ではそう発言した国会議員はどうなのでしょうか。はたして胸を張れるほどの生産性を上げているのでしょうか。
国会議員は年収が2000万円にも及ぶ高額所得者です。高額所得者なら、それにふさわしい生産性が必要です。つまり手にしている報酬にふさわしい生産性です。
でも残念ながら、日本の国会議員が高い報酬にふさわしい生産性を上げているとは決して言えないのです。
それを証明するのが、上にある朝日新聞「声」の欄の読者の意見です。
国会議員は年収が2000万円にも及ぶ高額所得者です。高額所得者なら、それにふさわしい生産性が必要です。つまり手にしている報酬にふさわしい生産性です。
でも残念ながら、日本の国会議員が高い報酬にふさわしい生産性を上げているとは決して言えないのです。
それを証明するのが、上にある朝日新聞「声」の欄の読者の意見です。
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