昨今のテレビでは外国人が日本を褒め称える番組が数多く放送され,本屋では日本礼賛本がベストセラーになっています。
それだけではなく、ネットには「中国人がやたらに日本の美点を紹介する情報があふれており、どこを向いても日本礼賛ブームといえる状況なのです
しかし、ここでは立ち止まって冷静に現在の日本の実力と立ち位置を再点検してみることにしましょう。
まず手始めに最近出回っている日本礼賛本を点検してみることにします。
こんなにある!日本礼賛の売れすじ書籍
・住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち
(講談社+a新書 2013年)
・住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち
(講談社+a新書 2014年)
・日本に住む英国人がイギリスに戻らない本当の理由
(ベストセラーズ 2017年)
・イギリスから見れば日本は桃源郷にいちばん近い国
(主婦の友社 2014年)
(主婦の友インフォス情報社 2014年)
(宝島社 2014年)
(大和書房 2014年)
(実務教育出版 2015年)
(大和書房 2015年)
(泰文堂 2014年)
1990年代に売れた本は今とまったく逆の日本を卑下する自虐本
一方、今から20年ほど前の1990年代によく売れた本は今とは真逆の日本を卑下する自虐本です。
いったいどのような本があったのか、ここに本のタイトルを並べてみることにしますが、現在との好対照が実に鮮やかです
いったいどのような本があったのか、ここに本のタイトルを並べてみることにしますが、現在との好対照が実に鮮やかです
・ひ弱な男とフワフワした女の国日本
・大人の国イギリス、子どもの国日本
・とんでもない母親と情けない男の国日本
・ふにゃふにゃになった日本人、しつけを忘れた父親と甘やかすだけの母親
・なぜ日本人は成熟できないのか
・お人好しの日本人、したたかなドイツ人
・歯がゆい国・日本 なぜ私たちが冷笑され、ドイツが信頼されるのか
・もどかしい親と歯がゆい若者の国・日本
・甘やかされすぎる子供たち、日本人とドイツ人の生き方
(出典)「だから数字に騙される」 日経BP社
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