2019年1月9日水曜日

チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねえよ」と言われてはいけない!



2018年に流行った言葉としては流行語大賞の「そだね」とか、サッカーの大迫選手に対する「大迫半端ねえ」などがあげられますが、個人的にはこれらよりもっと気に入った言葉があります。
それはNHKで放送されている番組「チコちゃんに叱られる」で、チコちゃんが真っ赤な顔をして叫ぶ「ボーっと生きてんじゃねえよ」です。


チコちゃん

チコちゃんとはNHKのバラエティ番組「チコちゃんに叱られる」に登場する着ぐるみの女児キャラクターです。
 
年齢は5歳ということになっていますが歳の割にはませた仕草と、出演者に切れたときの
「ボーっと生きてんじゃねえよ」という、子供とは思えないような凄みの効いたパンチのあるセリフは視聴者を圧倒してしまいます。

でも、よく考えてみれと、昨今は振り込め詐欺をはじめとした特殊詐欺に騙されてお金を取られる人が多いだけに、この「ボーっと生きてんじゃねいよ」は余計に人々の共感を呼んでいるのではないでしょうか。


チコちゃんならずとも
「ボーっと生きてんじゃねえよ」

と言ってやりたくなる人は多い


 
 

世の中には注意力を欠いてボーっとしていたがゆえに、大きな失敗に見舞われる人は少なくありません。
 
上述のように振り込め詐欺に騙されて大金を失う人などはその最たる例ではないでしょうか。
 
もちろん気の毒な気持ちはじゅうぶんあります。とは言え注意力を欠いて、少なからボーっとしていたことに大半の原因はあります。
 
そうした人たちに対してこそ、チコちゃんの「ボーっと生きてんじゃねえよ」は反省を促すための格好な言葉になるのではないでしょうか。


ボーっと生きているとこんな悪いことが起こる

チコちゃんに叱られるまでもなく、ボーっとして生きていると碌なことはありません。まさに良いことなど一つもなく、弊害だらけと言っていいでしょう。
 
ボーっと生きていて起こるデメリットはたくさんありますが、ざっと上げてみるだけでも、次のようなことがあります。

・うっかりミスをする

人は思いがけないときに失敗をします。でも、後で振り返ってみるとたいていは自分に原因があります。
 
つまり注意力が足りなかったのです。ボーっとしていたところまではいかなくても、緊張感が緩んでいたのです。これはケアレスミスとも呼ばれます。

・人に騙される

世の中には隙あらばと、鵜の目鷹の目で騙す相手を探し回っている悪い連中がゴマンといます。
 
カモになるのはたいていはお人よしの、世の中は良い人ばかり、などと思っている能天気な人たちです。
 
騙されないためにはいつも油断のないように身構えていることが大切です。

・世の中についていけなくなる

情報化が進んだ今の世の中はめまぐるしいほどのスピードで進んでいます。これに遅れないようについていくためにはボーっとしている暇はありません。

・ボケる

普通に生きていても人は歳とともに物忘れが多くなります。ましてやボーっとしていて世の中についていく努力を怠っていると、物忘れが高じてやがてボケてきます。そうなると人生の終わりです。


ボーっとしてたるんでいるとチコちゃんの姿が浮かんでくる

上に上げたのはほんの一例でしかありません。この他にも弊害は山ほどあります。
 
チコちゃんに叱られないまでも、ボーっと生きていることは、人としての堕落に繋がるだけです。
 
私自身もボーっとしている時がありますが、そんな時はチコちゃんを思い出すと、気持ちがしゃんとして気合が入ります。
 
チコちゃん、引き続きたるんだ世の中の人たちに「ぼーっとして生きてんじゃねえよ」と活を入れ続けてください。







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