2020年6月4日木曜日

コロナ不況で在宅ワークの仕事が回ってこない


在宅ワークのことをテレワークと言ってはいけない

在宅勤務と在宅ワークという二つの仕事の形態、よく似ていますが実は全く異なるものなのです。

いま新型コロナの影響でテレワークに注目が集まっています。でもこのテレワークについて誤解している人が少なくないのです。

どのように誤解しているかといえば、在宅勤務だけでなく、在宅ワークもテレワークだと思っているのです。


コロナ禍で在宅勤務は増えても在宅ワークは減っている
在宅勤務と在宅ワークの違いとは

4月7日の安倍首相による緊急事態宣言が発令以後、職場への通勤を回避するためテレワークを採用する企業が一気に増えています。

テレワークは職場のある人が、勤務場所を自宅など職場以外の場所に設定して仕事を行うことを言います。それ故に別名リモートワークや在宅勤務とも呼ばれます。

一方、よく似たものに在宅ワークがありますが、人々の多くがこれを在宅勤務を混同して、どちらもテレワークだと思っている人が少なくないのです。

しかしこれは大間違いで、テレワークと呼べるものは在宅勤務だけなのです。

ではもう一方の在宅ワークは何かといえば、こちらは職場を持たないフリーランスの人たちが自宅で仕事をすることをいうのです。

この二つを混同しないで別々のものであることをしっかり認識しなければなりません。

なぜなら、新型コロナ不況到来でこの2者は全く正反対に動きをしているからです。つまり在宅ワークが急増しているのに反し、在宅ワークの仕事は急激に減少しているのです。

2者を混同してしまうと、こうした相反する動きがまったくわからなくなってしまうのです。


新型コロナで在宅勤務(テレワーク)は盛んになったが在宅ワークの求人は激減した

実はわたしは会社をリタイアした後、2013年から在宅ワークでウェブライターをやっています。

ライターの仕事はネットの在宅ワーク求人案内で見つけます。

在宅ワークの求人はいろいろありますが、その多くが仕事の斡旋を受けると20%ぐらいの高いコミッションを要求されますが、でも中には手数料がフリーのところもあります。

まず下のリストをご覧ください。これは私がよく利用している手数料フリーの在宅ワークエージェントの求人リストです。

職種は多くありますが、主に利用しているのは3行目と4行目の赤字の求人です。カッコ内が求人数ですが、7件と9件で合計16件でしかありません。

この数ですが、3ヶ月ほど前には各々30件ぐらいあったのです。

二つで60件としても現在の倍3倍以上にもなります。3ヶ月で3分の1以下になるとは、全く予想外のことです。

この求人は手数料がフリーということもあって、これまで長い間利用してきたのです。

ところが新型コロナ不況のせいか最近の1ヶ月の求人案件は信じられないほど減少しているのです。



在宅ライターの求人は新型コロナで急減した

この仕事を始めた頃はまだインターネットの急成長期にありましたので仕事量はうなぎのぼりに増えていました。

ウェブライターはインターネットのウェブサイトの記事を書くのですが、ネットが成長期にあったため仕事が多かったのです。

しかし、ここへきて、サイトの数は頭打ちになり、おまけに既存のサイトもPV数が伸びないため廃止されるものも出始めて逆にサイト数は減少方向に転じてきたのです。

となれば当然サイトからの記事発注も減少します。そこへ今回の新型コロナ不況の到来なのです。

そのしわ寄せが一気に弱小エージェントに押し寄せてきたのです。

私が利用していたのも人気サイトではありましたが、少資本の規模の小さいエージェントでしたので活発な販促活動もままならず、不況の波を一気にかぶり求人数が急減してしまったのです

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在宅ワーク求人

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