2020年6月9日火曜日

コロナ緊急事態宣言解除後のマックで見た母子4人連れはなぜかとても生き生きしていた


コロナ禍でテイクアウト以外の営業を自粛していたマクドナルドがようやく店内サービスを再開しました。

とはいえ蜜を避けるため半分の客席が使用中止になっているだけに流石にコロナ前の活況は取り戻せていませんが、広いのでそれなりの賑わいは見せています。

そうした店内で、ふと中央あたりの多人数テーブルに付いていた母子4人連れが目に入りました。

若い母親と小学生低学年らしい女の子と男の子、それに2~3歳ぐらいの男の子の4人ですが

なぜかこの母子グループがことのほか生き生きとしているように見えたのです。


テーブルには注文した品が溢れるほど

4人が座っていたテーブルには食べ物が溢れほど乗っていました。おそらくお母さんは、子どもたちが要求したものすべてを注文したに違いありません。その結果テーブルが食べ物でいっぱいだったのです。

でも母親はなぜこれほどたくさんの食べ物を子どもたちに注文してあげたのでしょうか。それにはきっと何かの訳があるに違いありません。


この家族にはもうすぐ予定外のお金が50万円も入ってくる

何故お母さんは子どもたちにたくさんの食べ物を注文してあげたのか、その理由は少し考えるだけでわかりました。

それは近々この家族の預金口座に大金が振込まれるからなのではないでしょうか。

どこからいくら振り込まれるかといえば、国から家族一人あたり10万円、合計50万円が入金されるのです。

言うまでもありません。これは政府が決めたコロナ対策の特別給付金です。

この給付金、過去に例を見ないほど高額で、なんと家族一人あたり10万円という大盤振る舞いなのです。

この家族は見たところ母子4人に、今は同席してない主人を入れると全部は5人のようです。とすると給付金の合計は50万円にもなるのです。

仮に主人がいない母子家庭としても、ひとり親家庭に対する特別給付の特典で母親に5万円、第一子3万円、第二子2万円が出ますから、合計金額は夫婦揃っている場合と同額になるのです。

それにしても50万円は大金です。もしお父さんの勤務する会社が大企業でなく中小企業なら、夏のボーナスだってこれほどの金額は望めないでしょう。

ということはこの一家にはボーナスを凌ぐほどの大金が近々入ってくるのです。

家族のみんなが生き生きとして見えるのは、このお金を楽しみに待っているからに違いありません。


一度に50万円もの大金が国から貰えるのは人生で初めてなのでは

これほどの大金を手にするのは長い人生でもそうあることではなりません。しかも何の対価も要求されず無条件に貰えるのです。

こんな喜ばしいことが他にあるでしょうか。これから先の長い人生でもこれほどのことは二度とないかもしれません。

でも国はなぜ国民に対してこれほどの大盤振る舞いをするのでしょうか。コロナ禍で被害を被った人々にたいしてなら理解できますが、そうでない人も含めて国民のすべてが貰えるのです。


良いことの後には悪いことが? ひょっとして、この先大不況がやってくるかも?

良いことがあれば次には悪いことがあるのが世の中です。今回のコロナ給付金は人生でめったにないほどの良いことです。マックの4人連れ母子が、入金を楽しみにして大盤振る舞いの食事を楽しんでいる気持ちはよく分かリます。

でも良いことの後には悪いことが起こるのが世の常だとすれば喜んでばかりいられません。なぜなら、良いことが大きいことだっただけに、次に来る悪いことも大きいのでは、と予想できるからです。

大きな悪い出来事とは一体何でしょうか。予想されるのはコロナで経済が大打撃を受けたため、その影響で今後やってくる大不況です。

それもかつて経験したことのないような大不況で、給料はこれまでより大きく下がる上に、物価は倍以上になるのです。このため多くの人々が貯金を使い果たしその後生活が立ち行かなくなるほどの悲惨な状態になるのです。

まさか今回の1人10万円の大型給付金は、それに備えるための準備金ではないのでしょうか? だとしたら、たとえ口座に振り込まれてもむやみに使うわけにはいきません。

経済対策のために貯金にせずに消費に使うことが奨励されているのは知っています。でも上のようなことを予想すると使うことがためらわれます。

やはり「ありがとう」と感謝した後は、そのまま貯金に回したほうが良いのではないでしょうか?

マックでささやかな祝宴をあげていた母子4人連れのためにも、この後大不況がやってこないことを切に望むばかりです。

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