平日なのにパチンコ屋をハシゴする若い女性
平日月曜日の午後2時頃のことです。駅前商店街に入ってちょっと行ったところにあるパチンコ店からふいに若い女性が出てきてJR姫路駅方向へ進んでいた私のすぐ前を歩き始めました。
バチンコ店を出るときの横顔をチラッと見ただけでしたが、「オヤっ、こんな(若くてきれいな)女性がパチンコするのか?」と思うほど目立つ人です。
そのせいもあってかそのまま見過ごすのがもったいないような気がして、コッソリ後をつけてみました。
ちらっと見ただけですが、なんだか表情が芳しくなく、たぶんさっきの店で負けたせいなのでしょう。それで取り返すために別の店に入るのでは、と、確かめてみよう、と後をつけることにしたのです。
常連なのか、次の店へは狭い裏口から入っていた
女性から10メートルぐらい離れて後をついていったのですが、次のパチンコ屋へいくのなら真っ直ぐ進むはずなのに、思いがけずの手前の路地を右折するではないですか。
あれっ、パチンコ屋がある方向とは違う、と思ったのですが、そのままついて行きそちらの方角へ曲がってみると、路地の中ほどの黒い二枚ドアが見え、そのて中へ入ろうとしています。
ドアはパチンコ屋の名前だけが書かれた殺風景なものでした。
「そうか、ここに新しいパチンコ店ができていたのだ」女性はその店に裏口から入ろうとしていたのです。
小さい店なのでつい見過ごしがちだったのですが、そこには確かに数ヶ月前オープンした新しい店があったのです。
路地裏に新しくできた店、しかも裏口まで知っている、とすると、この女性はパチンコの事情に詳しい常連なのだろうか。それに依存症かも?
この女性は一体どんなきっかけでパチンコをはじめたのだろうか
それにしても新しくできたパチンコ店の裏口まで知っているこの女性、平日なのにパチンコ屋をはしごしているのはパチンコの常連で、その上依存症になっているのだろうか。
垢抜けたきれいな娘なのに、もしそうだとすると気の毒すぎる。
いったいどんなきっかけでパチンコを始めたのだろうか。付き合っている男のせいなのか、それとも芸能人や有名人の影響なのか?
女性パチンコファンが増えるのは芸能人や有名人の影響か?
オリンピックのメダリストであり、女子マラソン界であまりにも有名なTMさんがいっときパチンコに夢中になっていたことは多くの人が知るところだろうと思います。
彼女だけではありません。ごく最近では、テレビでおなじみの女性タレントのASかさんが一時パチンコ依存症になって借金地獄に陥ったことをTVインタビューでカミングアウトしています。
このように、「まさかあんな人までが」と思うような人たちがパチンコにはまったことが、一般の女性をパチンコへ誘う原因になったのかもしれません。なにしろ女性は有名人の動向に敏感で、それだけに影響も受けやすいのです。
パチンコ屋が繁盛すると消費者金融が活気づき、その結果・・・
それにしても、ここのところしばらく停滞気味だったパチンコ店ですが、女性ファンの増加でまた活気を取り戻すようなことがないか心配です。
パチンコ屋が増えれば借金する人も増えるからです。それにつれて減少傾向で沈滞気味だった消費者金融の店がまた息を吹き返して増えてくるのではないでしょうか。
となるとそれにつれて多重債務者が増加し、少なくなっていた自己破産者が再び増加しないか気になります。