久しぶりに神戸元町へ行ってみた。コロナ禍での人出はどれくらいなのか、それに以前より閉店する店が増えて商店街のシャッター化が更に進展しているかどうかを確認する目的もあっての訪問である。
人通りは平常とあまり変わらずまずまずの賑わいで、シャッターも3ヶ月前ぐらいと比べて増えてはおらず、最も多い6丁目でも全体の3分の1程度。
他の通りは前回と同じぐらいで、増えているようには感じない。それより目についたのはユニークな店舗の多くなった点である。
そうした店舗は数多くあったが、ここでは特に目を引いた3店舗をご紹介する。
おもしろいことに3店舗とも店名が横文字の外国語になっている点である。
・PAWN SHOP LOHAS (元町2丁目)
いかにも垢抜けした瀟洒な構えで、店のドアに書かれているのはPAWN SHOP LOHAS という英語の文字、はてPAWN SHOP とは何だったか、と考える間もなくすぐ思い出した。「質屋」である。
アメリカ映画を観ていて時々目にする看板の文字だ。それにしてもこれを店のネーミングに使うとはずいぶん大胆なことである。
店名として使うにはさぞ勇気がいったに違いない。でも今どき「質屋」と名乗るのも古めかしいし、買取屋も平凡すぎて人目を引かない。
そこで、新鮮さとユニークさを狙ってつけたネーミングに違いない。
写真で見ていただければわかるように、窓に書かれた店名のロゴは美しく見た目が良い。
それになんと言ってもスマートさがあり、見た人を、えっと思わせたり、ハッとさせたりするに違いない、
個人的には特に用はなくても一度入ってみたくなるような魅力を感じる
・輸入家具雑貨 Maison de Marche (元町4丁目)
コロナ禍は人を店から遠ざけている。その足を少しでも取り戻したい。それには新鮮さや珍しさ、あるいはユニークさを出してひと目を引くことが大事だ。
この店舗の主はきっとこうした考えのもとに頭をひねったに違いない。
そしてなんといっても子どもが喜び、大人も驚くこのゴジラ顔負け怪獣を登場させたのだろう。
それにしてもよくできた模型ではないか。
・ハンバ-ガ- Brisk stand (元町5丁目)
行列のできる店は人気のある店である。でもほとんどは一過性で長く続くことは珍しい。
はたしてこの店はどうだろう。見たところ店構えは小さく、中の客席も少なそうで一度に多くは入れない、それも行列の一因になっているだろうか。
それに店頭の看板にあるメニューはどうだろう。ハンバーガーが載っているが値段はやや高めである。その値段にも増して美味しいのだろうか。
入ってみたかったのだが、この行列に加わって待つ忍耐力は持ち合わしていない
0 件のコメント:
コメントを投稿